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私の植物観察日記

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トチカガミ (トチカガミ科)

トチカガミ(トチカガミ科トチカガミ属)は本州~沖縄までの湖沼やため池に生える多年草です。葉は円形で基部は心形で水面に浮かびます。浮葉の中央部の裏面にはスポンジ状の気泡があり、これは本種独特の形態で他種との区別点になりますが、密生すると葉身は立ち上がり気泡はなくなります。
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ここでは漁港に大群生していました。
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漁船と淡水水草のトチカガミ!何か違和感を感じますが、日本最大の淡水湖である琵琶湖の漁港では、この時期に見られる普通の光景です。
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Hydrocharis dubia (Blume) Backer
平成28年9月 滋賀県
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by mst-ky | 2016-09-24 22:37 | ため池・湖沼の植物

ミズネコノオ (シソ科)

ミズネコノオ(シソ科ミズトラノオ属)は本州・四国・九州の湿地にまれに生える1年草です。葉は4~6輪生し、花は茎頂に密生花穂を作り多数の花を付けます。
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葉はこのように4~6輪生します。
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ここでは稲刈り後の水田に群生していました。
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群生が延々と続いています。
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Pogostemon stellatus (Lour.) Kuntze
平成28年9月 滋賀県
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by mst-ky | 2016-09-24 22:14 | 湿地・川沿いの植物

ミズキカシグサ (ミソハギ科)

ミズキカシグサ(ミソハギ科キカシグサ属は水田や湿地にまれに生える一年草で、葉は被針形で十字対生し柄はなく葉先は鋭頭、近縁種のキカシグサ R.indica の葉は倒卵形から楕円形で葉先は鈍頭なので区別はつきやすいようです。
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花は葉液に対で付け、果実は赤紫色の球形で2mmほどの大きさです。
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Rotala rosea (Poir.) C.D.K.Cook
平成28年9月 滋賀県
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by mst-ky | 2016-09-23 22:33 | 湿地・川沿いの植物

ノダケ (セリ科)

ノダケ(セリ科シシウド属)は関東地方以西の本州・四国・九州の山野の林内や林縁に生える多年草で、葉柄の基部は袋状の鞘になるのも特徴のひとつです。
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花色は白色が多いセリ科では珍しい暗紫色の花色のため他種とは簡単に見分けが付きます。
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花はセリ科独特の散形花序を付け、花後の花序はこのように少し伸びるようです。
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Angelica decursiva (Miq.) Franch. et Sav.
平成28年9月 京都府
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by mst-ky | 2016-09-23 22:16 | 野原・山麓の植物

オオトリゲモ (トチカガミ科)

オオトリゲモ(トチカガミ科イバラモ属)はおもにため池や湖沼などに生育する草丈20cmほどの沈水植物ですが、水深のある場所に生育するものは50cmほどの大きさになることもあるようです。草姿がトリゲモ N.minor によく似ているため各地で混同されていますが、雄花の葯室の数で両種を区別します。
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名前がオオトリゲモと付けられているため、トリゲモより大きく感じますが生育環境により大きさは異なり草姿では区別出来ません。
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種子の表面模様はトリゲモとほとんど違いは無く区別出来ないようです。
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雄花の葯室の仕切りが確認出来ます。しかし、花粉放出前は仕切りがなくなり確認出来なくなります。
雄花の大きさはトリゲモと比べるとかなり大きく、ルーペでも確認出来ます。
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これは花粉放出前の雄花の葯鞘を取り除いた葯ですが、この時点では葯室の仕切りが確認出来ません。
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雌花です。花柱は2裂しトリゲモと比べると同じですが、花柱の長さは少し短いように感じます。
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Najas  oguraensis  Miki
平成28年9月  兵庫県
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by mst-ky | 2016-09-21 17:09 | ため池・湖沼の植物

ササバモ (ヒルムシロ科)

ササバモ(ヒルムシロ科ヒルムシロ属)は関東以西の本州の湖沼やため池及び河川の浅水中に生育する沈水性~浮葉性の植物ですが、生育環境による適応性は多様で水辺近くでは陸生形になることがあります。
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花穂は水上に出し花を咲かせます。
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水中の様子です。
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陸生形のようすで、葉には光沢があります。
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Potamogeton wrightii Morong
平成28年度9月 滋賀県 
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by mst-ky | 2016-09-14 21:21 | ため池・湖沼の植物