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ヤマシロネコノメ (ユキノシタ科)

ヤマシロネコノメ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)は京都府にのみ自生する特産種で岐阜県や愛知県に生育するトウノウネコノメ(C.pseudopilosum)の変種とされています、ネコノメソウ属の中では一番早くから咲き始めます。外見上はコガネネコノメソウ(C.pilosum var. sphaerospermum)によく似ていますがおしべの葯が萼裂片より飛び出すことで、飛び出さないコガネネコノメソウと区別します。
また母種のトウノウネコノメとは花が少し大きい事と、萼裂片に散毛があることで区別するそうです。

萼裂片の色は最初は黄緑色ですが時間が経つにつれ鮮やかな黄色へと変化します。
ヤマシロネコノメ (ユキノシタ科)_a0108105_2185169.jpg

2月の下旬に訪れて見ると満開状態でした。
ヤマシロネコノメ (ユキノシタ科)_a0108105_219795.jpg

Chrysosplenium pseudopilosum Wakab. et Hir. Takah. var. divaricatistylosum Wakab. et Hir. Takah.
平成23年2月 (京都府)
by mst-ky | 2011-02-27 21:07 | 山地の植物 | Trackback

野山で観察した植物の記録写真です。


by mst-ky
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