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ホクリクタツナミソウ (シソ科)

ホクリクタツナミソウ(シソ科タツナミソウ属)は2004年にタツナミソウ(Scutellaria indica)の変種として発表された比較的新しい種で、おもに新潟県から島根県にかけての日本海側に生育します。草丈は15cm前後と比較的小さく、茎はまっすぐ伸びずに匍匐てから立ち上がり、葉の両面には密に軟毛があり葉柄や茎に開出毛が密生する事や、上から2番目か3番目のどちらかの葉が一番大きいというのもこの種の特徴のようです。
ホクリクタツナミソウ (シソ科)_a0108105_22231768.jpg


近畿地方では日本海側だけでなく、内陸部の奈良県や大阪府にも生育するそうです。
開出毛が多いという事以外の草丈や花姿はデワノタツナミソウによく似ています。
ホクリクタツナミソウ (シソ科)_a0108105_2230744.jpg

Scutellaria indica L. var. satokoae Wakasugi et Naruh.
平成24年6月 京都府
by mst-ky | 2012-06-18 07:07 | 山地の植物 | Trackback

野山で観察した植物の記録写真です。


by mst-ky
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