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ヒダボタン (ユキノシタ科)

ヒダボタン(ユキノシタ科ネコノメソウ属)は1995年にホクリクネコノメ群の新種として発表された比較的新しい種で、主に岐阜県、福井県、長野県等に生育しますが、近畿地方では兵庫県で採集されたホクリクネコノメ(Chrysosplenium fauriei)と同定されていた標本の中から、ヒダボタンの発表者の若林先生が、複数をヒダボタンと同定されており、これはそんな標本採集地のひとつで見つけました。

苞葉の幅が広く全体も黄金色に輝いており、これもヒダボタンの特徴ですが正式にヒダボタンと同定するには種子の稜の突起を確認する必要があるようです。
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雄しべの葯は裂開して花粉を放出するときは、萼裂片の先端と同じくらい位置に有ります、これもヒダボタンの特徴で、類似種のホクリクネコノメの葯は裂開時は萼裂片より大きく飛び出しています。
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種子です、種子の稜には突起物が確認出来ます。
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種子をもう少し拡大して見てみると稜の突起物の先端にも小さな突起物があり、これはヒダボタンの特徴と一致します。
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Chrysosplenium nagasei Wakab. et H.Ohba
平成25年5月 兵庫県
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by mst-ky | 2013-05-10 22:00 | 山地の植物 | Trackback

野山で観察した植物の記録写真です。


by mst-ky
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