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マルバネコノメソウ (ユキノシタ科)

マルバネコノメソウ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)は北方系の植物で主に福井県以北の本州に自生しますが近畿地方では兵庫県、中国地方では岡山県の深山にも自生地が確認されています。
標高の高い場所に生育するためか花期は遅く5月中頃から6月にかけて花を咲かせます。

外見はヤマネコノメソウによく似ています。
マルバネコノメソウ (ユキノシタ科)_a0108105_20263454.jpg

ホクリクネコノメのような丸味を帯びた大きなロゼットがあるのも特徴のひとつで、類似種のヤマネコノメソウにはありません。
マルバネコノメソウ (ユキノシタ科)_a0108105_20265324.jpg

茎には開出毛があり茎葉は対生します。
マルバネコノメソウ (ユキノシタ科)_a0108105_20271793.jpg

Chrysosplenium ramosum Maxim.
平成25年5月 兵庫県
by mst-ky | 2013-05-27 20:28 | 山地の植物 | Trackback

野山で観察した植物の記録写真です。


by mst-ky
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