エイザンスミレ(スミレ科スミレ属)は四国では結構標高の高い場所まで生育し、また花色も赤い色が多く近畿地方で見るエイザンスミレとは少し違います。また、植物体も標高が高くなるほど小型化していく様に感じました。
この場所の標高は1,000mほどですが、草丈は6~7cmと小さいです。
以前はこの場所のものしか見たことがなく、花色からアカバナスミレと思っていましたが、今回他の場所のものも見て特徴からエイザンスミレと思う様になりました。
花弁の裏面の方が赤色が濃いのが特徴です。
ここのものはヒゴスミレのように細葉ですが、葉身基部は三裂します。
Viola sp.
平成27年4月 徳島県