タマコウガイゼキショウ (イグサ科)
2017年 09月 09日
京都府RDB2015では以前は記録がなかったが、近年見つかったと記述されており、府内での生育地は非常に少ないようです。ここでは湧水のある湿地状の休耕田に生えていました。
頭花は5~6個つけ頭花の中には多数の小花が有り、頭花の形状は球状です。
開花した小花で葯は3個あります。
蒴果は約5~6mmほどの長さで3稜あり先端は鋭く尖り、花披片より長い。
種子は0.5mmくらいの大きさで、種子表面の模様は縦縞の隆起線と隆起線と隆起線の間にある小さな長方形模様はハッキリと確認出来ますが、他のコウガイゼキショウの仲間には見られる格子模様はうっすらと見える部分はありますが、ほとんどは確認出来ません。
Juncus diastrophanthus Buchenau var. togakushiensis (H.Lév.) Murata
平成29年9月 京都府