トガリフラスコモ (シャジクモ科)
2017年 11月 11日
これは結実枝で、不結実枝と比べて小さくなり終端細胞は鋭く尖ります。この鋭く尖った終端細胞から和名のトガリと、学名の種小名 acuminata が付けられているようです。
第2分射枝は2~4本で最終枝となり、終端細胞は1細胞でソーセージ状です。このことは種を同定する重要要素となります。
卵胞子のらせん縁は5~7本です。
卵胞子表面には不規則に並んだ乳頭状の突起模様があります。
Nitella acuminata Braun ex Wallman var. subglomerata (Braun) Allen
平成29年11月 京都府