ナガハシスミレと(仮称)ニホンカイタチツボスミレの混生地で見つけた交雑種です。花の形や紫条は(仮称)ニホンカイタチツボスミレの特徴を表していますが、距は両種の中間的な長さです、これは(仮称)ニホンカイタチツボスミレにナガハシスミレの花粉が交配したと考えられます。
距は後方に写っているナガハシスミレと比べて短く、距の色は赤紫を帯びています。ナガハシスミレはこの様な色にはなりません。特に距の色は(仮称)ニホンカイタチツボスミレに良く見られる特徴です。また葉はひとつの株から基部が切形の葉と心形の葉が出ています。
Viola rostrata Pursh ×
Viola sp
平成30年4月 福井県