ヒナノシャクジョウ(ヒナノシャクジョウ科ヒナノシャクジョウ属)は本州の関東~屋久島までの薄暗い常緑樹林内に生えます。名前の由来は、小さくて僧侶が持つ錫杖に似ているからだそうです。
京都府内では過去に2ヶ所ほどで記録はあるようですが近年は見つかっておらず、久しぶりに生育が確認出来ました。
草丈2cmほどで茎頂に白色筒状の長さ6~10mmほどの花を5~8個ほど付けます。花被片は6個で合着しています。また花は同時には咲かずひとつづつ咲くため、この時期に開花する植物としては花期は比較的長いようです。
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Burmannia championii Thwaites
平成30年7月 京都府