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私の植物観察日記

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ヒナノカンザシ (ヒメハギ科)

ヒナノカンザシ(ヒメハギ科ヒナノカンザシ属)は日当たりの良い湿地に生える小型で繊細な一年草です。ここのものは草丈は10~15cmほどで草の中に埋もれるように生育しており、よく見ないとわかりません。
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花は細長い穂状花序につき、淡紫紅色、長さ1~2mmで柄は無ありません。萼片は5個、披針形で、うち2個はやや大きく、 花弁は3個で下方の1個は側方の2個よりも長く、雄蕊筒と合着し、雄蕊は4個で花糸は合着します。
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名前の由来は、小さな果実をつけた果穂が小さなかんざしを思わせることによるそうです。
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 Salomonia ciliata (L.) DC.
平成30年8月 兵庫県
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# by mst-ky | 2018-08-12 17:00 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

サギソウ (ラン科)

サギソウ(ラン科ミズトンボ属)は山野の日当たりの良い湿地に生えます。名前の由来はシラサギが翼を広げたような形の花が咲くことによります。
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ここではため池の上流部が湿地になっている場所に生えていました。
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Pecteilis radiata (Thunb.) Raf.
平成30年8月 兵庫県
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# by mst-ky | 2018-08-12 16:28 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

ノカンゾウ (ススキノキ科)

ノカンゾウ(ススキノ科ワスレナグサ属)は田の畦や溝のふちなど、やや湿った場所に生えます。良く似た植物でヤブカンゾウ H.fulva var.kwanso がありますが、ヤブカンゾウの花は八重咲きなのに対し、ノカンゾウは一重咲きです。また花期も1ヶ月ほど遅いです。
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花弁が少し赤みがかかっていることから別名はベニカンゾウだそうです。
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Hemerocallis fulva L. var. disticha (Donn ex Ker Gawl.) M.Hotta
平成30年8月 京都府 
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# by mst-ky | 2018-08-12 15:16 | 野原・山麓の植物 | Trackback | Comments(0)

カンガレイ (カヤツリグサ科)

カンガレイ(カヤツリグサ科ホタルイ属)は湖沼や水路などに生育する多年生の抽水~湿性植物です。
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花期は6~10月で、柄のない2~10数個の小穂が側生状に付きます。
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Schoenoplectiella triangulata (Roxb.) J.D.Jung et H.K.Choi
平成30年8月 京都府
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# by mst-ky | 2018-08-09 20:52 | ため池・湖沼の植物 | Trackback | Comments(0)

オオトリゲモ (トチカガミ科)

オオトリゲモ(トチカガミ科イバラモ属)は一年生の沈水植物で、湖沼やため池などに生育します。ここでは水深のある山間部のため池に生育していますが、栄養状態が良いのか葉の大きさも他の類似種と比べて大きく、草丈も大きなもので70~80cmもありました。
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葉腋には成熟した雄花が付いていました。類似種のトリゲモ N.minor やヒロハトリゲモ(サガミトリゲモ )N.chinensis の雄花は成熟しても葉鞘の中に入っており、このように葉鞘から飛び出すことはありません。
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雄花の葯室は4室あり、成熟すると葯室の仕切りは判らなくなりますが、未熟な場合はこのように仕切りが見えます。
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これは雌花で柱頭は2裂しています。雄花の葯室が本種と同じように4室ある類似種にはヒロハトリゲモがありますが、ヒロハトリゲモの雌花の花柱は短くて柱頭は3~5裂し、本種とは雌花の形状でも区別できます。ちなみにオオトリゲモの花柱はほとんどが2裂で稀に3裂する場合もあります。
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Najas oguraensis Miki
平成30年8月 京都府
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# by mst-ky | 2018-08-01 22:54 | ため池・湖沼の植物 | Trackback | Comments(0)

タヌキモ (タヌキモ科)

タヌキモ(タヌキモ科タヌキモ属)は草体全体がタヌキの尾に似ていることからこの名前が付いたそうです。またタヌキモ科の植物はすべてが食虫植物で、葉で捕虫するムシトリスミレ属と、捕虫嚢が発達したタヌキモ属とがあります。
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タヌキモはオオタヌキモ U.macrorhiza とイヌタヌキモ U.australis の交雑種と言われ結実しません。
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ここではこのように大群生していました。
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Utricularia japonica Makino
平成30年7月 京都府
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# by mst-ky | 2018-07-26 19:38 | ため池・湖沼の植物 | Trackback | Comments(0)

ヒナノシャクジョウ (ヒナノシャクジョウ科)

ヒナノシャクジョウ(ヒナノシャクジョウ科ヒナノシャクジョウ属)は本州の関東~屋久島までの薄暗い常緑樹林内に生えます。名前の由来は、小さくて僧侶が持つ錫杖に似ているからだそうです。
京都府内では過去に2ヶ所ほどで記録はあるようですが近年は見つかっておらず、久しぶりに生育が確認出来ました。
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草丈2cmほどで茎頂に白色筒状の長さ6~10mmほどの花を5~8個ほど付けます。花被片は6個で合着しています。また花は同時には咲かずひとつづつ咲くため、この時期に開花する植物としては花期は比較的長いようです。
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Burmannia championii Thwaites
平成30年7月 京都府
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# by mst-ky | 2018-07-25 19:08 | 山地の植物 | Trackback(5) | Comments(0)

ニッポンフラスコモ (シャジクモ科)

ニッポンフラスコモ(シャジクモ科フラスコモ属)は東アジアに分布し、国内では本州、四国、九州のおもにため池に生育しているそうです、また環境省RDB2017では「絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)」とされており、近い将来絶滅が危ぶまれる危険度の高い藻類のひとつのようです。ここでは山間部の日照が続くと干上がってしまう小さな湿地にわずかな個体が生育していました。
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最終枝はふつう2細胞ですが、時々3細胞もあり、ふつう短縮しているが伸長している事もあるようです。
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左が雌器、右が雄器で各節に普通1小筒つきますが、たまに雌器が双生する場合があるようです。
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ふつう卵胞子は黄褐色~褐色で、らせん縁は5~7本だそうです。この個体のらせん縁は6本確認できます。
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このように卵胞子膜の表面は粒状の突起があります。これは図鑑に書かれているニッポンフラスコモの特徴と一致します。
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Nitella japonica Allen
平成30年7月 京都府
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# by mst-ky | 2018-07-22 22:06 | ため池・湖沼の植物 | Trackback(3) | Comments(0)

オオルリソウ (ムラサキ科)

オオルリソウ(ムラサキ科オオルリソウ属)は山間部の草地に生える多年草で、類似種にオニルリソウ C.asperrimum があります。
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花序の先端部に次々と花を咲かせます。
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オオルリソウは開花が進むにつれ花序がV字形に広がっていきます。
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花は直径4mmほどで、花序や茎に短い斜めの圧毛があります。
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Cynoglossum furcatum Wall. var. villosulum (Nakai) Riedl
平成30年6月 三重県 
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# by mst-ky | 2018-06-27 19:23 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ウチョウラン (ラン科)

ウチョウラン(ラン科ハクサンチドリ属)は山地の湿り気のある岸壁などに生える多年草です。本種は園芸栽培対象の植物で、現在でも多くの愛好家がおられるようです。また過去には栽培目的で乱獲されたため自生状態のものはほぼ壊滅し、自生の姿を見られることは希のようです。
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崖地に生育しているため正面からの撮影ができませんでした。
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Ponerorchis graminifolia Rchb.f.
平成30年6月 滋賀県
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# by mst-ky | 2018-06-24 22:14 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

サギスゲ (カヤツリグサ科)

サギスゲ(カヤツリグサ科ワタスゲ属)はおもに北海道から近畿地方以北の本州の高層湿地に生える多年草です。近畿地方では非常に珍しい種で、確認されている自生地はほんの僅かです。
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綿毛のような花被片は小型で数個つきます。
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 Eriophorum vaginatum L. subsp. fauriei (E.G.Camus) A. et D.Löve
平成30年 滋賀県
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# by mst-ky | 2018-06-15 20:54 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

モウセンゴケ (モウセンゴケ科)

モウセンゴケ(モウセンゴケ科モウセンゴケ属)は日当たりの良い湿地や、水が染み出す山地の法面などに生えます。葉はロゼット状に根生し長い柄があります。
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花序ははじめ渦巻き状になっていますが、しだいに真っ直ぐに伸びます。またモウセンゴケの花は日が差さないと開花しない性質があります。
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ここではこのように群生していました。
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 Drosera rotundifolia L.
平成30年6月 滋賀県
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# by mst-ky | 2018-06-14 20:57 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

イシモチソウ (モウセンゴケ科)

イシモチソウ(モウセンゴケ科モウセンゴケ属)は湿った草地に生える食虫植物で、葉に腺毛があり、先端から粘液を出して虫を捕らえます。葉は小石を持ち上げるほどの粘着力があることから、この名前が付けられたようです。
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花は白色で直径1.2~1.5cmほどの大きさです。
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 Drosera peltata Thunb. var. nipponica (Masam.) Ohwi
平成30年6月 滋賀県
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# by mst-ky | 2018-06-11 19:39 | 野原・山麓の植物 | Trackback | Comments(0)

ヤマトキソウ (ラン科)

ヤマトキソウ(ラン科トキソウ属)は湿り気のある山地の日当たりの良い草地に生えます。
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花はトキソウに似ていますが、トキソウのように開くことはありません。
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Pogonia minor (Makino) Makino
平成30年6月 滋賀県
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# by mst-ky | 2018-06-11 19:23 | 野原・山麓の植物 | Trackback | Comments(0)

トキソウ (ラン科)

トキソウ(ラン科トキソウ属)は日当たりの良い貧栄養湿地に生えます、名前の由来は花の色が朱鷺の羽の色を思わせることから来ているようです。
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地下茎は横に這うため、単独ではなく群生して生えていることが多く見られます。
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 Pogonia japonica Rchb.f.
平成30年6月 滋賀県
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# by mst-ky | 2018-06-11 18:59 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

セッコク (ラン科)

セッコク(ラン科セッコク属)は山地の樹上や岩上に着生する多年草です。ここではチャート質の岩上で花を咲かせていました。
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ちょうど満開で見頃です。
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Dendrobium moniliforme (L.) Sw.
平成30年6月 京都府
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# by mst-ky | 2018-06-07 20:50 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

アギスミレ (スミレ科)

アギスミレ(スミレ科スミレ属)は平地に咲くスミレ類の中では花期が一番遅く、5月後半から6月中旬にかけて花を咲かせます。
花は茎上部から花茎を長く伸ばして咲かします。これはアギスミレの特徴のひとつです。
ここではため池の上流部の湿地状になった場所で生えていました。
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花は上弁がねじれている事が多く、唇弁もほとんどは紫条が密に入っています。類似種のヒメアギスミレは唇弁に紫条が密に入ることは稀です。
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葉の基部は開花時からこのように大きく切れ込んでいます。
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Viola verecunda A.Gray var. semilunaris (A.Gray)Maxim.
平成30年5月 兵庫県
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# by mst-ky | 2018-05-20 21:24 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

シライトソウ (シュロソウ科)

シライトソウ(シュロソウ科シライトソウ属)は山地の林縁や斜面、ときに明るい林床に生える多年草です。
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ここでは明るい草むらに生えていました。
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Chionographis japonica Maxim.<br>平成30年 5月 兵庫県
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# by mst-ky | 2018-05-20 20:35 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ハグロホウフスミレ(通称)スミレ科

このハグロホウスミレはスミレとハグロシハイスミレ(通称)が生育している場所で見つかりました。ホウフスミレはスミレV.mandhurica とシハイスミレV.violaseaの交雑種をこのように呼びます。
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開花直前で残念ながら蕾でしたが、花色は濃い紫色でスミレの色合いですが、距はスミレと比べて長くシハイスミレと中間のようです。
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葉の形はスミレの形が出ていますが、長さが少し短く葉柄には翼が無く両種の中間を表しているようです。葉色は裏表とも黒紫色でハグロシハイスミレの葉色を表しています。
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花粉はこのように正常なものはほとんど無く交雑種で間違いないようです。
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 Viola mandshurica W.Becker x V. violacea Makino var. violacea
平成30年4月 京都府
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# by mst-ky | 2018-04-27 20:36 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

フイリハグロシハイスミレ(通称) (スミレ科)

フイリハグロシハイスミレ(スミレ科スミレ属)はフイリシハイスミレの葉黒タイプで、ハグロシハイスミレをよく見かける場所でも斑入りはめったにお目に掛かることはありません。
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この葉黒の葉は花期だけで果実期にいると消えてしまいます。
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Viola violacea Makino f. versicolor E.Hama
平成30年4月 京都府
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# by mst-ky | 2018-04-27 20:19 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

タヌキナルコ (カヤツリグサ科)

タヌキナルコ(カヤツリグサ科)はタヌキラン C.podogyna とナルコスゲ C.curvicollis の雑種で、秋田県や青森県では報告があるようですが、タヌキランが非常に珍しい近畿地方では初めての記録になると思われます。タヌキランとナルコスゲの混生地で見つかりました。
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一番上が雄小穂で、下の残り3個が雌小穂です。形態的にはタヌキランよりもナルコスゲに近く、雌しべ親がナルコスゲではないかと推測します。
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開花中の雄小穂と雌小穂です。
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果実期になり雌小穂を観察してみましたが、結実しておらず痩果になっていませんでした。交雑種で間違いないようです。
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Carex × hosoii T.Koyama
平成30年4月 京都府
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# by mst-ky | 2018-04-27 19:53 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ハグロマキノスミレ(通称) (スミレ科)

ハグロマキノスミレ(スミレ科スミレ属)はマキノスミレの葉黒タイプで、正式な学名は付けられておらず通称です。
母種であるシハイスミレ var.violacea は葉黒タイプはよく見かけますがマキノスミレの葉黒タイプは非常に珍しく初めて見ました。
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マキノスミレは母種に比べて葉の幅が細いのが特徴ですが、この赤紫色の花色もマキノスミレの特徴です。
距の長さは母種と変わりは無いようです。
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母種との中間型も多いですが、ここのものははっきりと区別出来るものばかりでした。
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 Viola violacea Makino var. makinoi (H.Boissieu) Hiyama ex F.Maek.
平成30年4月 福井県
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# by mst-ky | 2018-04-13 20:53 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ナガハシスミレ×(仮称)ニホンカイタチツボスミレ(スミレ科)

ナガハシスミレと(仮称)ニホンカイタチツボスミレの混生地で見つけた交雑種です。花の形や紫条は(仮称)ニホンカイタチツボスミレの特徴を表していますが、距は両種の中間的な長さです、これは(仮称)ニホンカイタチツボスミレにナガハシスミレの花粉が交配したと考えられます。
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距は後方に写っているナガハシスミレと比べて短く、距の色は赤紫を帯びています。ナガハシスミレはこの様な色にはなりません。特に距の色は(仮称)ニホンカイタチツボスミレに良く見られる特徴です。また葉はひとつの株から基部が切形の葉と心形の葉が出ています。
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Viola rostrata Pursh × V.grypoceras A.Gray var. sp
平成30年4月 福井県
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# by mst-ky | 2018-04-07 16:12 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

テリハタチツボスミレ×(仮称)ニホンカイタチツボスミレ (スミレ科)

テリハタチツボスミレの生育地で見つけたテリハタチツボスミレと(仮称)ニホンカイタチツボスミレの交雑種で、新しい葉に光沢がある点や葉の大きさはテリハタチツボスミレの特徴を表していますが、形は両種の中間を表しているようです。
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ツルタチツボスミレのように茎を長く伸ばしています。これは(仮称)ニホンカイタチツボスミレの性質を受け継いでいるようです。
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花粉を調べたところ、このように歪な形ばかりで交雑種で間違いないようです。
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Viola faurieana W.Beecker × V.grypoceras A.Gray var. sp
平成30年4月 福井県
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# by mst-ky | 2018-04-06 22:04 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

テリハタチツボスミレ (スミレ科)

テリハタチツボスミレ(スミレ科スミレ属)はおもに日本海気候地帯の青森県から福井県にかけての低山に生育しますが、島根県隠岐の島で採集された標本が島根県の博物館に収蔵されているようですが、間違いの無いテリハタチツボスミレかどうかは確認が取れていません。
ここでは若越破砕帯と呼ばれる花崗岩質の深成岩地帯のみに生育しています。
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このように越冬葉はツバキの葉のように分厚く、そして光沢があることからこの名前が付けられたようです。
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花は早春から咲き始めます。
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Viola faurieana W.Becker
平成30年4月 福井県
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# by mst-ky | 2018-04-06 21:38 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ケイリュウタチツボスミレ (スミレ科)

ケイリュウタチツボスミレ(スミレ科スミレ属)はタチツボスミレが河川上・中流域の川岸が攪拌される河川環境に適応分化したタイプで「渓流沿い植物」の定義に当てはまる植物とされています。
このようにひとつの株から多くの花を咲かせるのも特徴のようです。
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川沿い岩場の岩の割れ目に根を下ろしています。
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ちょうど満開でした。
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Viola grypoceras A.Gray var. ripensis N.Yamada et M.Okamoto
平成27年3月 京都府
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# by mst-ky | 2018-03-28 20:59 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

スミレモ (スミレモ科)

スミレモ(スミレモ科スミレモ属)は藻類ですが、空気中に生活するため気中藻と呼ばれています。おもに日当たりの悪い崖地などの岩石に着生し、気中で生活するが成熟すれば、糸状体に遊走子嚢・配偶子嚢を生じ、雨露を待って生殖細胞が泳ぎ出します。体細胞中の葉緑体は不明瞭で橙色の顆粒を多数有するので、藻体は淡い赤褐色です。スミレモの名はこの藻をシャーレなどの中で長期培養したのちふたを開くとスミレの匂いがしたことによりつけられたものであるが、その匂いは野外で嗅いでも判らないそうです。
藻体は糸状体で、長いものは数cmにもなるそうです。
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Trentepohlia aurea (Linneus)Martius
平成30年3月 京都府
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# by mst-ky | 2018-03-27 20:46 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ユキワリイチゲ (キンポウゲ科)

ユキワリイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)はスプリング・エフェメラルと呼ばれる早春に開花し、初夏には地上部が枯れて休眠する植物のひとつですが、他のスプリング・エフェメラルと呼ばれるものとは違う特徴を持っています。ふつうこれらの植物は開花直前に地上部に姿を現すのですが、ユキワリイチゲは前年の11月に地上部へ姿を現し越冬して早春に開花します。
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ここでは竹藪の中に咲いています。以前は竹が密集していて開花株は少なかったのですが、竹が間伐されて周囲が明るくなると開花株が増え群生するようになりました。いずれにしても竹藪が管理されている間は花も咲きますが、管理放棄されると日が当たらなくなり消えていく運命にあります。
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Anemone keiskeana T.Itô ex Maxim.
平成30年3月 京都府
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# by mst-ky | 2018-03-27 20:31 | 野原・山麓の植物 | Trackback | Comments(0)

バイカモ (キンポウゲ科)

バイカモ(キンポウゲ科キンポウゲ属)は浅くて水のきれいな清流に生える多年草です。普通は6月から8月にかけて花を咲かせますが、水温が年間を通じてほぼ一定の湧水が湧き出る場所に生育するものは、季節に関係なく花を咲かせるようです。
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この場所も湧水のわき出る小さな水路に群生して、盛期ほどではないですが花を咲かせていました。
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このように近くにはセリが新芽を出しています。
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Ranunculus nipponicus Nakai var. submersus H.Hara
平成30年2月 兵庫県
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# by mst-ky | 2018-02-28 20:21 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

アズマイチゲ (キンポウゲ科)

アズマイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)は他の植物が芽吹かない早春に花を咲かせ、本格的な春がくるころには葉のみとなり、そして種子を作り放出しその葉も黄色くなって枯れます。それ以降は地中の根茎のみとなって、翌年の春までそのまま越冬するスプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれる植物のひとつです。
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ふつう3月の中旬以降に花を咲かせるのですが、ここではこの時期に十数株が開花していました。
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Anemone raddeana Regel
平成30年2月 兵庫県
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# by mst-ky | 2018-02-28 19:59 | 野原・山麓の植物 | Trackback | Comments(0)