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私の植物観察日記

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カテゴリ:湿地・川沿いの植物( 183 )

ヒナノカンザシ (ヒメハギ科)

ヒナノカンザシ(ヒメハギ科ヒナノカンザシ属)は日当たりの良い湿地に生える小型で繊細な一年草です。ここのものは草丈は10~15cmほどで草の中に埋もれるように生育しており、よく見ないとわかりません。
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花は細長い穂状花序につき、淡紫紅色、長さ1~2mmで柄は無ありません。萼片は5個、披針形で、うち2個はやや大きく、 花弁は3個で下方の1個は側方の2個よりも長く、雄蕊筒と合着し、雄蕊は4個で花糸は合着します。
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名前の由来は、小さな果実をつけた果穂が小さなかんざしを思わせることによるそうです。
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 Salomonia ciliata (L.) DC.
平成30年8月 兵庫県
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by mst-ky | 2018-08-12 17:00 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

サギソウ (ラン科)

サギソウ(ラン科ミズトンボ属)は山野の日当たりの良い湿地に生えます。名前の由来はシラサギが翼を広げたような形の花が咲くことによります。
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ここではため池の上流部が湿地になっている場所に生えていました。
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Pecteilis radiata (Thunb.) Raf.
平成30年8月 兵庫県
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by mst-ky | 2018-08-12 16:28 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

サギスゲ (カヤツリグサ科)

サギスゲ(カヤツリグサ科ワタスゲ属)はおもに北海道から近畿地方以北の本州の高層湿地に生える多年草です。近畿地方では非常に珍しい種で、確認されている自生地はほんの僅かです。
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綿毛のような花被片は小型で数個つきます。
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 Eriophorum vaginatum L. subsp. fauriei (E.G.Camus) A. et D.Löve
平成30年 滋賀県
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by mst-ky | 2018-06-15 20:54 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

モウセンゴケ (モウセンゴケ科)

モウセンゴケ(モウセンゴケ科モウセンゴケ属)は日当たりの良い湿地や、水が染み出す山地の法面などに生えます。葉はロゼット状に根生し長い柄があります。
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花序ははじめ渦巻き状になっていますが、しだいに真っ直ぐに伸びます。またモウセンゴケの花は日が差さないと開花しない性質があります。
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ここではこのように群生していました。
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 Drosera rotundifolia L.
平成30年6月 滋賀県
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by mst-ky | 2018-06-14 20:57 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

トキソウ (ラン科)

トキソウ(ラン科トキソウ属)は日当たりの良い貧栄養湿地に生えます、名前の由来は花の色が朱鷺の羽の色を思わせることから来ているようです。
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地下茎は横に這うため、単独ではなく群生して生えていることが多く見られます。
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 Pogonia japonica Rchb.f.
平成30年6月 滋賀県
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by mst-ky | 2018-06-11 18:59 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

アギスミレ (スミレ科)

アギスミレ(スミレ科スミレ属)は平地に咲くスミレ類の中では花期が一番遅く、5月後半から6月中旬にかけて花を咲かせます。
花は茎上部から花茎を長く伸ばして咲かします。これはアギスミレの特徴のひとつです。
ここではため池の上流部の湿地状になった場所で生えていました。
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花は上弁がねじれている事が多く、唇弁もほとんどは紫条が密に入っています。類似種のヒメアギスミレは唇弁に紫条が密に入ることは稀です。
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葉の基部は開花時からこのように大きく切れ込んでいます。
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Viola verecunda A.Gray var. semilunaris (A.Gray)Maxim.
平成30年5月 兵庫県
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by mst-ky | 2018-05-20 21:24 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

ケイリュウタチツボスミレ (スミレ科)

ケイリュウタチツボスミレ(スミレ科スミレ属)はタチツボスミレが河川上・中流域の川岸が攪拌される河川環境に適応分化したタイプで「渓流沿い植物」の定義に当てはまる植物とされています。
このようにひとつの株から多くの花を咲かせるのも特徴のようです。
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川沿い岩場の岩の割れ目に根を下ろしています。
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ちょうど満開でした。
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Viola grypoceras A.Gray var. ripensis N.Yamada et M.Okamoto
平成27年3月 京都府
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by mst-ky | 2018-03-28 20:59 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

バイカモ (キンポウゲ科)

バイカモ(キンポウゲ科キンポウゲ属)は浅くて水のきれいな清流に生える多年草です。普通は6月から8月にかけて花を咲かせますが、水温が年間を通じてほぼ一定の湧水が湧き出る場所に生育するものは、季節に関係なく花を咲かせるようです。
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この場所も湧水のわき出る小さな水路に群生して、盛期ほどではないですが花を咲かせていました。
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このように近くにはセリが新芽を出しています。
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Ranunculus nipponicus Nakai var. submersus H.Hara
平成30年2月 兵庫県
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by mst-ky | 2018-02-28 20:21 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

イヌヤチスギラン (ヒカゲノカズラ科)

イヌヤチスギラン(ヒカゲノカズラ科ヤチスギラン属)は近畿地方の一部の貧栄養湿地にはえるシダ植物です。同属のヤチスギラン L.inundata と形態的によく似ていますが、胞子嚢穂はヤチスギランは小葉が開出してヒゲ状になっていますがイヌヤチスギランはヒゲ状にはなりません。また胞子嚢穂が成熟する時期にも違いがあり、ヤチスギランが8~9月に対し、イヌヤチスギランは10~11月のようです。
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このように胞子嚢穂の小葉は少し出ているだけのようです。
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茎の葉の形態にも違いがあり、ヤチスギランは地を這う腹側にも葉が生えますが、イヌヤチスギランは腹側には葉が生えません。
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Lycopodiella caroliniana (L.) Pic.Serm.
平成29年11月 滋賀県
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by mst-ky | 2017-11-22 23:01 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

アオコウガイゼキショウ (イグサ科)

アオコウガイゼキショウ(イグサ科イグサ属)は北海道~九州までの湿地や池縁に生える多年草です。
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頭花は2~3花からなり、内花被片は外片より長い。
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Juncus papillosus Franch. et Sav.
平成29年10月 京都府
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by mst-ky | 2017-10-09 20:45 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)