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私の植物観察日記

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カテゴリ:浜辺の植物( 44 )

ウラギク (キク科)

ウラギク(キク科シオン属)は北海道から四国、九州にかけて潮の影響を受ける汽水域の水辺に生える2年草ですが分布は隔離的で、東北、北陸、山陰地方は分布しません。
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ここでは河口付近でヨシ P.australis とともに生えていました。
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総苞は細長く、総苞片は長卵形です。
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花は淡紫色で、花後は環毛が急速に伸びタンポポの花後のような形になります。
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 Tripolium pannonicum (Jacq.) Schur
平成30年11月 大阪府
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by mst-ky | 2018-11-01 21:56 | 浜辺の植物 | Trackback

サワシロギク (キク科)

サワシロギク(キク科シオン属)は日当たりの良い貧栄養の酸性の湿地に生えます。頭花は直径2.7cmほどで、舌状花は咲き始めは白色ですが、しばらくたつとと紅紫色を帯びてきます。
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まだ咲き始めたばかりで、ここでは池渕にミズギボウシ H.longissima と一緒に生育していました。
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Aster rugulosus Maxim.
平成30年8月 兵庫県
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by mst-ky | 2018-08-22 19:56 | 浜辺の植物 | Trackback

シロバナハマナデシコ (ナデシコ科)

シロバナハマナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)はハマナデシコの白花品で、母種と同じように海岸に生えます。
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ここでも海岸に生えているのですが、ほとんどが白花で本来の赤色の花は2~3株ほどしかありませんでした。
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盛期は少し過ぎていましたが、まだまだ元気な花が多かったです。
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Dianthus japonicus Thunb. f. albiflorus Ohara ex Nakanishi
平成29年7月 京都府
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by mst-ky | 2017-07-20 21:54 | 浜辺の植物 | Trackback

コバノタツナミ (シソ科)

コバノタツナミ(シソ科タツナミソウ属)は本州の伊豆半島以西から四国、九州に分布する小型の多年草。海岸近くに生育することが多く、4月ごろより茎の先に花序を形成し、青紫色のかわいらしい花を多数咲かせる。海岸近くには得るものは葉に光沢があり、両面ともに軟毛が密生しビロード状の触感が有る。タツナミソウの仲間は、姿形のよく似た種が多いが、本種は比較的小型で葉長が1cm内外と小さく、海岸近くに生育することなどが同定のカギとなる。
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日当たりの良い海岸線の岩場に生えていました。
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Scutellaria indica L. var. parvifolia (Makino) Makino
平成29年4月 静岡県
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by mst-ky | 2017-04-09 21:44 | 浜辺の植物 | Trackback

ワカサハマギク (キク科)

ワカサハマギク(キク科キク属)はリュウノウギク C.makinoi の4倍体と言われ、福井県から鳥取県の海岸線沿いに咲くものに命名されましたが、後に伊吹山系や鈴鹿山系などの内陸部にも分布していることがわかりました。基本的にはリュウノウギクと変わりないのですが、リュウノウギクと比べて花が大きいことと、一株に数多くの花を咲かすことが違いのようです。
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このようにリュウノウギクと比べて1株から数多くの花を咲かせます。
このワカサハマギクは京都府内では内陸部では見られず、海岸にほど近い場所でしか見ることは出来ません。
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総苞です。
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葉の形です。
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Chrysanthemum wakasaense Shimot. ex Kitam.
平成28年11月 京都府
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by mst-ky | 2016-11-21 14:43 | 浜辺の植物 | Trackback

キクタニギク (キク科)

キクタニギク(キク科キク属)は東北南部から北関東、近畿地方、九州北部と隔離的に分布します。名前の由来は京都・東山の菊渓川に由来し、かつては和歌にも詠まれた野菊です。この菊渓では現在はシイなどの常緑広葉樹が増えて日当たりが悪くなり、キクタニギクは見ることが出来なくなったそうです。
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日当たりの良い乾いた崖や土手などを好み、このように黄金色の花を咲かせます。
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総苞です。花は小さく直径2~2.5cmほどの大きさしかありません。
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Chrysanthemum seticuspe (Maxim.) Hand.-Mazz.
平成28年11月 京都府
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by mst-ky | 2016-11-11 23:05 | 浜辺の植物 | Trackback

ツヤスミレ (スミレ科)

ツヤスミレ(スミレ科スミレ属)は近畿地方では紀伊半島の海岸線近くの山地や岩場等に生育するタチツボスミレの品種です。
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ツヤスミレは花では母種と区別が付きませんが葉に特徴があります。このように葉は海岸性植物の特徴である強い光沢があることと、葉脚基部が開くことがツヤスミレの特徴です。
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Viola grypoceras A.Gray f. lucida (Nakai) F.Maekawa
平成28年4月 三重県
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by mst-ky | 2016-04-05 10:43 | 浜辺の植物 | Trackback

ヒゲスゲ (カヤツリグサ科)

ヒゲスゲ(カヤツリグサ科スゲ属)は海岸近くの砂浜や岩場に生え、草丈は30cm~50cmくらいあり比較的大型のスゲ属です。これまで京都府内では記録がなく初めて見つかったと思います。
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これは側小穂。
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こちらは頂小穂です。
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痩果です。
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Carex wahuensis C.A.Mey. var. bongardii (Boott) Franch. et Sav.
平成27年5月  京都府
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by mst-ky | 2015-05-30 21:51 | 浜辺の植物 | Trackback

ハマナデシコ (ナデシコ科)

ハナナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)は海岸の岩場や砂浜に生える多年草です、葉は厚くて光沢があり海岸生植物を思わせます。
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どちらかと言えば日本海側よりも太平洋側に多い植物ですが、日本海側にも点々と生育地はあるようです。

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Dianthus japonicus Thunb
平成26年7月 京都府
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by mst-ky | 2014-07-19 21:21 | 浜辺の植物 | Trackback

カモノハシ(イネ科)

カモノハシ(イネ科アイアシ属)は本州から九州の湿地や砂浜に生えるイネ科の植物です。京都府内では稀な植物で海岸線の岩場に生えていました。
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雌性期の穂の様子(小穂から雌しべが出ている)
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白色の雌しべが萎れて褐色に変わり終わりになると、小穂の上部に赤紫色の雄しべが出てきます。雌しべと雄しべが同時に出ないのは自家受粉を避けるためだそうです。
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Ischaemum aristatum L. var. crassipes (Steud.) Yonek.
平成26年6月 京都府
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by mst-ky | 2014-06-18 18:01 | 浜辺の植物 | Trackback