ブログトップ

私の植物観察日記

mstyasou.exblog.jp

<   2007年 07月 ( 4 )   > この月の画像一覧

サジオモダカ(オモダカ科)

サジオモダカ(オモダカ科サジオモダカ属)は主に北日本の湖沼.ため池、河川の水路などの浅い水域に生息します。根茎は漢方の利尿剤として利用され以前はかなり栽培されていたこともあるらしいのですが、現在は主に中国から輸入されている事からもう日本ではほとんど栽培されていないそうです。
西日本でも滋賀、京都、徳島の3県で採取され標本が残されていますが、これは全てが薬用植物として栽培されていたものの逸出とされています、3年前京都府南部の田園地帯を流れる小さな川で20~30株ほど生育しているのがが確認されましたが、以前に近所でサジオモダカを薬用植物として栽培していたとこともなく何故生育しているのがわからないそうです。

ここ大阪の北部の田園地帯でも3年ほど前から田圃の水路やため池で生育しているのが確認されています、田圃の持ち主の方の話では十数年前に圃場整備で田圃を整備し、水路を作ったところ翌年から突然現れたとのことです、水生植物には良くあることですが、土壌を攪拌することで長い間休眠状態であった埋土種子が発芽したものと想像されます、しかし、持ち主の話ではここでも薬用植物として栽培していた事はなく何故北方系の植物であるサジオモダカが突然現れたかはわかりません。


a0108105_2113615.jpg

花は両性花で、花弁の周囲は淡いピンク色を帯びています。
a0108105_215325.jpg

Alisma plantagoaquatica L. var. orientale Samuels.
平成19年7月  大阪府
[PR]
by mst-ky | 2007-07-15 20:55 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

ミズオオバコ(トチカガミ科)

ミズオオバコ(トチカガミ科ミズオオバコ属)は水田や溝に生え、葉は水中に根生しています。
名前の由来は、葉の形がオオバコに似ていて水中に生えているのでミズオオバコと呼ばれるそうです。
ここでは田んぼのそばの湧き水の出る浅い小さな池に群生していました。

a0108105_15485492.jpg

Ottelia japonica Miq.
平成19年7月 大阪府
[PR]
by mst-ky | 2007-07-15 15:45 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

カキラン(ラン科)

カキラン(ラン科カキラン属)は湿地に生育する植物です。
花の色の結構鮮やかなランです、訪れた時はもう花期の終盤で花は残念ながらほとんどが終わっていました。

a0108105_831392.jpg

Epipactis thunbergii A. Gray
平成19年7月  滋賀県
[PR]
by mst-ky | 2007-07-08 08:23 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

ヤチスギラン(ヒカゲノカズラ科)

ヤチスギラン(ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属)は湿原に生育するシダ植物です。
ここでは山地の水のしみ出る湿地帯に生えていました、近畿以北の寒地、高地の湿原に生育する北方系の植物で、ここ近畿地方は分布の南限です。

a0108105_814161.jpg
Lycopodium inundatum L.
平成19年7月   滋賀県
[PR]
by mst-ky | 2007-07-08 07:55 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)