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私の植物観察日記

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<   2009年 04月 ( 13 )   > この月の画像一覧

仮称シコクアカバナスミレ (スミレ科)

アカバナスミレは九州で見つけ出されたものに仮称としてこの名前が付けられていますが四国でも同じような赤い花のスミレ類が生育しています、ここのものは葉の形は三裂していますが、同じように三裂するエイザンスミレほど葉の幅が広くなく、どちらかといえばヒゴスミレのように細裂しており分類上の定義がはっきりと分からない謎の?すみれです。
徳島県植物誌ではここのものはエイザンスミレの紅花とされていますが、明るい落葉樹林内の林床に生え、エイザンスミレの生育環境ではなくヒゴスミレの生育環境に生えています。
また花の大きさもエイザンスミレと比べるとかなり小さく、花後は水平に葉を伸ばすのもヒゴスミレやエイザンスミレとは少し異なるようです。

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Viola sp.
平成21年4月 徳島県
by mst-ky | 2009-04-27 10:50 | 山地の植物 | Trackback

トクシマコバイモ (ユリ科)

トクシマコバイモ(ユリ科バイモ属)は2005年に新種として発表された新しい種で、トサコバイモとアワコバイモの雑種起源とされているようです。

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Fritillaria tokushimensis Akasawa, Katayama et T.Naito
平成21年4月 徳島県
by mst-ky | 2009-04-27 08:30 | 山地の植物 | Trackback

トリガタハンショウヅル (キンポウゲ科)

トリガタハンショウヅル(キンポウゲ科センニンソウ属)はつる性低木で山野の林縁に生えます。
最初に高知県鳥形山で発見されたためこの名前が付けられたそうです。

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Clematis tosaensis Makino
平成21年4月 徳島県
by mst-ky | 2009-04-25 11:39 | 山地の植物 | Trackback

イワザクラ(サクラソウ科)

イワザクラ(サクラソウ科サクラソウ属)は名前の通り、おもに石灰岩質の岩の割れ目に咲くため、この名前が付けられたそうです。
この写真では分かりにくいですが、この花も岩の割れ目から花を咲かせていました。

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Primula tosaensis Yatabe
平成21年4月 徳島県
by mst-ky | 2009-04-23 17:07 | 山地の植物 | Trackback

ヒナワチガイソウ (ナデシコ科)

ヒナワチガイソウ(ナデシコ科ワチガイソウ属)は山地の比較的明るい林内に生えます、生育地は全国でも数県と限られておりかなり稀な植物のようです、この県のレッドデータブックにはDD(情報不足)とされており生育地は特定されていないようです。


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Pseudostellaria heterantha (Maxim.) Pax var. linearifolia (Takeda) Nemoto
平成21年4月 徳島県
by mst-ky | 2009-04-20 13:11 | 山地の植物 | Trackback

アズマシロカネソウ (キンポウゲ科)

アズマシロカネソウ(キンポウゲ科シロカネソウ属)は京都府以北の日本海側気候地帯の林内の渓流沿いなどの湿った場所に生えます。
分布の西限となる京都府では北部地域にはアズマシロカネソウ、中部地域には同じ仲間のサンインシロカネソウが棲み分けています。

渓流沿いの水飛沫のかかるような場所に咲いていました。
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Dichocarpum nipponicum (Franch.) W. T. Wang et Hsiao
平成21年4月 京都府
by mst-ky | 2009-04-17 11:04 | 山地の植物 | Trackback

アカネスミレ (スミレ科)

アカネスミレ(スミレ科スミレ属)は近畿地方では平地ではほとんど見かけることがなく、標高500m以上の高原でよく見かけます。

ここでは標高900m程の山頂付近の草原に生えていました。

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Viola phalacrocarpa Maxim.
平成21年4月 大阪府
by mst-ky | 2009-04-16 14:30 | 山地の植物 | Trackback

カツラギスミレ (スミレ科)

カツラギスミレ(スミレ科スミレ属)はシハイスミレとヒゴスミレの交雑種でシハイスミレの多い西日本では比較的見ることが出来る交雑種のスミレです。
名前の由来は最初に和泉葛城山で見つけ出されたことによります、以前はスミレ類の交雑種の場合は最初に見つかった地名を付けられることが多かったようです。

3株ほど有りましたがまだ咲き始めでした。
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V. x ogawae Nakai
平成21年4月 大阪府
by mst-ky | 2009-04-16 14:11 | 山地の植物 | Trackback

トウノウネコノメ (ユキノシタ科)

トウノウネコノメ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)は1999年に新種として発表された比較的新しい種です、生育地は今の所岐阜、愛知の2県のみで最初に岐阜県の東濃地方で見つかったためこの名前が付けられたそうです。
それまではコガネネコノメソウ(C.pilosum var. sphaerospermum)とされていましたが、葯が萼裂片より飛び出す事や種子の突起物の形状が異なる事などから新たなる種とされました、形状はコガネネコノメソウに似ていますが子房の形状から見るとツクシネコノメソウ(C.rhabdospermum)とシロバナネコノメソウ(C.album)に近い種だそうです。

キバナハナネコノメ(C. album var. flavum)と同じ場所に生育していましたがキバナハナネコノメは水際に、トウノウネコノメはそれより少し離れた場所にと、はっきり棲み分けていました。
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Chrysosplenium pseudopilosum Wakab.et.Hr.Takah.
平成21年4月 岐阜県
by mst-ky | 2009-04-16 11:43 | 山地の植物 | Trackback

キバナハナネコノメ (ユキノシタ科)

キバナハナネコノメ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)はシロバナネコノメソウの変種で岐阜、愛知、静岡の3県のみに生育します。
他に類似種はなく、区別の非常にややこしいネコノメソウ属の中では比較的簡単に見分けのできる種です。

ここでは渓流沿いに群生していました。
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葯の色は黄色が多いですがこのように赤いものも有ります。
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Chrysosplenium album Maxim. var.flavum Hara
平成21年4月 岐阜県
by mst-ky | 2009-04-16 11:17 | 山地の植物 | Trackback