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私の植物観察日記

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ウチョウラン (ラン科)

ウチョウラン(ラン科ハクサンチドリ属)は宮城県から鹿児島にかけての深山の湿度の高い岩壁の割れ目に生えます。
園芸用として栽培され多くの園芸品種がありますが自生のものは取り尽くされほとんど目にすることが出来ないのが現状のようです。

ギボウシの仲間の中に入り込んで花を咲かせていました。
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横から見るとこんな感じです。
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Ponerorchis graminifolia Rchb.f.
平成23年6月 兵庫県
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by mst-ky | 2011-06-27 22:20 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

マメヅタラン (ラン科)

マメヅタラン(ラン科マメヅタラン属)は本州の関東以西より沖縄までの山地の樹幹や岩の上に生えます、生育場所の条件はかなりうるさく?湿度が高く比較的日当たりと風通しの良い場所を好むようです。

この場所は他にムギラン(Bulbophyllum inconspicuum)、シノブ(Davallia mariesii) 、ヒトツバ(Pyrrosia lingua)等も同居していました。
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今回はマメヅタランを探しに出かけ目星を付けた山の山頂近くにある岩場まで登り、運良く見つける事が出来たのですが、行く場所が険しい場所だったため装備を身軽にしたかった事と、まさか見つける事はないだろうと思っていたためカメラを持参しておらず携帯のカメラでの撮影です(^_^;)
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Bulbophyllum drymoglossum
Maxim. ex Okubo
平成23年6月 京都府
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by mst-ky | 2011-06-19 19:02 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ベニバナヤマシャクヤクの白花 (ボタン科)

少しややこしいですがこれはヤマシャクヤク(Paeonia japonica)ではなく6月に咲くことからベニバナヤマシャクヤク(Paeonia obovata )の花弁に色素が形成されないタイプで白花変種(はっかへんしゅ)と呼ばれるものだと思われます、ここは今年初めて見つけた自生地で200株弱が開花していました。
他にも数ヶ所ほど6月に開花するヤマシャクヤクの情報があり、京都府内では、かなりこの白花の自生地があるようです。

ヤマシャクヤクとの簡単な見分け方は6月に咲くことと、花柱の数が多いことです。
また「兵庫の植物第20号」にはベニバナヤマシャクヤクとヤマシャクヤクの区別点はベニバナヤマシャクヤクは根茎は丸く肥大し、地上茎が複数でて株立ちするのに対しヤマシャクヤクは根茎はタコの足状に四方に広がりあまり肥大せず紡錘形で地上茎は1本しか出ないと書かれています。

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この個体は花柱が6本あります、この場所のすべての株の花柱を調べてみると、5本が60%、3本が19%、4本が17%、2本と6本が各2%の割合でした。
また図鑑ではベニバナヤマシャクヤクの花柱は長くなって渦状に巻くと書かれていますが、このように色々な形があり必ずしもそうではないように思えます。
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このように、ひとつの根茎より複数の地上茎が出ておりベニバナヤマシャクヤクの様相を表しているようです。
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Paeonia obovata Maxim.
平成23年6月 京都府
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by mst-ky | 2011-06-12 21:47 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ヨウラクラン (ラン科)

ヨウラクラン(ラン科ヨウラクラン属)は宮城県から沖縄まで分布し樹幹もしくは岩上に着生する着生ランと呼ばれる植物のひとつです。
着生ランはふつう水分を蓄えるバルブと呼ばれる偽球茎があるのですが、この種はバルブがなく代わりに葉が多肉植物の葉のように肉厚で、この肉厚の葉がバルブの役割をしているようです。
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ひとつの花の直径は1mmほどの大きさしかありません。
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ふつうこの様に群生しています。
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Oberonia japonica (Maxim.)
平成23年6月 京都府
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by mst-ky | 2011-06-08 21:49 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

タジマタムラソウ (シソ科)

タジマタムラソウ(シソ科アキギリ属)は鳥取県~福井県にかけての山陰地方と呼ばれる日本海側の山地の半日陰の場所に自生します。

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花色はきれいな青紫色ですが向陽地に生えるものは花色が薄く、日陰に生えるものは濃くなる傾向にあるようです。
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Salvia omerocalyx Hayata 
成23年6月 京都府
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by mst-ky | 2011-06-08 21:03 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

イワギリソウ (イワタバコ科)

イワギリソウ(イワタバコ科イワギリソウ属)は本州の近畿地方以西と四国、九州に分布し、薄暗い深山の北向きの岩壁に生えます。
希な植物ですがピンク色の可愛い花を付けるため園芸用に採取され生育数が激減しています。
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葉や花の形がキリを思わせることからこの名前が付いたようです。
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Opithandra primuloides(Miq.) B.L.Burtt
平成23年6月 京都府
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by mst-ky | 2011-06-07 21:47 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

セッコク (ラン科)

セッコク(ラン科セッコク属)本州は宮城県以南に自生し樹上や岩上に着生する着生植物と呼ばれているもののひとつです。
古くは江戸時代より栽培され古典園芸植物と呼び現在でも長生蘭として栽培されて多くの愛好家がいます、それゆえ野生のものはほとんど取り尽くされてしまいこのような大株が残っているのは希なことです。
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シダ類や地衣類が着いているチャート質の岩壁に多くの株がみられます。
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この場所は深山の人が寄りつくことが出来ない険しい岩壁ゆえ現在でも多くの株が残っているようです。
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Dendrobium moniliforme (L.) Sw.
平成23年6月 京都府
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by mst-ky | 2011-06-05 20:55 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)