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私の植物観察日記

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ヌリトラノオ (チャセンシダ科)

ヌリトラノオ(チャセンシダ科チャセンシダ属)は山地のやや湿った岩上に見られる常緑シダで葉の長さ
15cm程度の単羽状複葉で、葉柄は漆を塗ったような光沢のある暗紫褐色。和名はこの葉柄の特徴に由来するそうです。
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このように中軸上部より無性芽を出すのが、類似種のシモツケヌリトラノオとの区別点のようです。
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Asplenium normale D.Don
平成23年11月 京都府
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by mst-ky | 2011-11-24 21:57 | 山地の植物 | Trackback

ニセヌリトラノオ (チャセンシダ科)

ニセヌリトラノオ(チャセンシダ科チャセンシダ属)はカミガモシダ(Asplenium oligophlebium)とシモツケヌリトラノオ(Asplenium boreale)の雑種で、両種の生育する場所で希に見ることが出来るようです。
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羽片は長楕円形、シモツケヌリトラノオとカミガモシダの中間的な形でカミガモシダのように、
基部前側に耳状突起のように少しふくらみます。
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A.boreale×A.oligophlebium
平成23年11月 京都府
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by mst-ky | 2011-11-23 23:05 | 山地の植物 | Trackback

シモツケヌリトラノオ (チャセンシダ科)

シモツケヌリトラノオ(チャセンシダ科チャセンシダ属)は主に山地の岩上に生え、ヌリトラノオ(Asplenium normale)とよく似ていますが、ヌリトラノオが中軸の上部から無性芽を出すのに対し、シモツケヌリトラノオは無性芽を出さず、葉身が先端まで正常に伸び、羽片が順に小さくなるのが特徴です。
またヌリトラノオが垂れ下がるように生えるのに対し、こちらは立ち上がるように生えます。
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このように羽片はスッキリと順に小さくなっています。
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Asplenium boreale (Ohwi ex Kurata) Nakaike
平成23年11月 京都府
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by mst-ky | 2011-11-23 22:04 | 山地の植物 | Trackback

カミガモシダ (チャセンシダ科)

カミガモシダ(チャセンシダ科チャセンシダ属)は常緑性で主に山地の薄暗い岩上に生えます、
京都府から兵庫県にかけては主に岩場等で普通に見られるようですが、他の県では希な種で、名前は京都の上賀茂神社にちなむそうです。
チャ-ト質の岩場のあまり日の当たらない薄暗い場所でよく見かけました。
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羽片は狭長楕円形ですが基部前側に耳状突起があるので見かけは三角状長楕円形に見えます。
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Asplenium oligophlebium Baker
平成23年11月 京都府
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by mst-ky | 2011-11-23 21:45 | 山地の植物 | Trackback

ヌカイタチシダマガイ (オシダ科)

ヌカイタチシダマガイ(オシダ科オシダ属)はヌカイタチシダモドキ(Dryopteris labordei var. indusiata) とサイゴクベニシダ(Dryopteris championii)の中間的な性質を持つ常緑のシダで静岡県から京都府にかけての本州と四国に点々と生育する希なシダ植物です。
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葉面の光沢は少なく羽片は中軸に、小羽片は羽軸に対して直角に付くのが特徴のようです。
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Dryopteris simasakii (H.Itô) Sa.Kurata
平成23年11月 京都府
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by mst-ky | 2011-11-20 22:17 | 山地の植物 | Trackback