人気ブログランキング |
ブログトップ

私の植物観察日記

mstyasou.exblog.jp

<   2012年 06月 ( 11 )   > この月の画像一覧

オヒルムシロ (ヒルムシロ科)

オヒルムシロ(ヒルムシロ科ヒルムシロ属)は主に北日本の河川などに生育する浮葉植物ですが西日本でも湧水のある河川や湖沼で希に見られるようです。
葉は浮葉と沈水葉の2つのタイプがあり、類似種とは主に沈水葉の形状で識別するようです。
a0108105_21811.jpg


オヒルムシロの沈水葉は針金状で、この画像では判りにくいですが細長い茎の様に見えるものが沈水葉です、この沈水葉の形は他の類似種との区別点になります。
a0108105_2182960.jpg


花はこのように穂状です。
a0108105_218327.jpg


山間部の穏やかな流れの小川に群生していました。
a0108105_21275658.jpg

Potamogeton natans L.
平成24年6月 福井県
by mst-ky | 2012-06-27 21:09 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback

キクガラクサ (ゴマノハグサ科)

キクガラクサ(ゴマノハグサ科キクガラクサ属)はやや薄暗い湿り気のある林縁に生えます、細長い地下茎を伸ばし、節ごとに根と一枚の葉をつけます、葉の形がキクの葉とか唐草模様を思わせることからこの名前が付いたようです。
a0108105_20184026.jpg


a0108105_20185850.jpg

Ellisiophyllum pinnatum (Wall.) Makino var. reptans (Maxim.) T.Yamaz.
平成24年6月 京都府
by mst-ky | 2012-06-26 20:19 | 山地の植物 | Trackback

ホクリクタツナミソウ (シソ科)

ホクリクタツナミソウ(シソ科タツナミソウ属)は2004年にタツナミソウ(Scutellaria indica)の変種として発表された比較的新しい種で、おもに新潟県から島根県にかけての日本海側に生育します。草丈は15cm前後と比較的小さく、茎はまっすぐ伸びずに匍匐てから立ち上がり、葉の両面には密に軟毛があり葉柄や茎に開出毛が密生する事や、上から2番目か3番目のどちらかの葉が一番大きいというのもこの種の特徴のようです。
a0108105_22231768.jpg


近畿地方では日本海側だけでなく、内陸部の奈良県や大阪府にも生育するそうです。
開出毛が多いという事以外の草丈や花姿はデワノタツナミソウによく似ています。
a0108105_2230744.jpg

Scutellaria indica L. var. satokoae Wakasugi et Naruh.
平成24年6月 京都府
by mst-ky | 2012-06-18 07:07 | 山地の植物 | Trackback

イガタツナミ (シソ科)

イガタツナミ(シソ科タツナミソウ属)はシソバタツナミ(Scutellaria laeteviolacea)の変種とされ、本州(福島県以西)から九州にかけての丘陵地のやや湿った林下、林縁に生育します。
名前の由来は三重県伊賀地方で最初に見いだされたことからだそうです。
a0108105_22343867.jpg

タツナミソウの仲間はあまり群生しないのですが、ここでは群生していました。
a0108105_22343973.jpg

Scutellaria laeteviolacea Koidz. var. kurokawae (H.Hara) H.Hara
平成24年6月 京都府
by mst-ky | 2012-06-17 22:35 | 山地の植物 | Trackback

ナミキソウ (シソ科)

ナミキソウ(シソ科タツナミソウ属)は海岸の砂地などに生えます、名前の由来は波が打ち寄せるような海岸に生えていることから波来草と付けられたようです。
a0108105_21533443.jpg


花の形はタツナミソウの仲間を思わせますが、大きさは2倍ほどあります。
a0108105_21563170.jpg

Scutellaria strigillosa Hemsl.
平成24年6月 京都府
by mst-ky | 2012-06-15 21:53 | 浜辺の植物 | Trackback

ヤマホタルブクロ (キキョウ科)

ヤマホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)は本州(東北地方南部~近畿地方)山地の比較的日当たりの良い場所に生え、自生の西限地は兵庫県北部の但馬地方といわれています。
類似種のホタルブクロ(Campanula punctata)は今の時期よく見かけますが、このヤマホタルブクロは近畿地方では滋賀県以外では非常に希な植物のようで、調べてみると大阪府植物目録、兵庫県維管束植物ではそれぞれ一ヶ所、近畿植物誌でも京都府では一ヶ所しか記載がありません。
a0108105_2243553.jpg


ホタルブクロは萼片の湾入部に反り返った付属体がありますが、ヤマホタルブクロには付属体がなく、
湾入部が膨らむのが特徴です。
a0108105_2242452.jpg

Campanula punctata Lam. var. hondoensis (Kitam.) Ohwi
平成24年6月 京都府
by mst-ky | 2012-06-14 22:04 | 山地の植物 | Trackback

アオフナバラソウ (ガガイモ科)

アオフナバラソウ(ガガイモ科カモメヅル属)はフナバラソウVincetoxicum atratum の品種で花色が淡黄緑色になるタイプです。
a0108105_1027094.jpg

各地のフナバラソウの自生地に希に出現するようで、福井県RDBではフナバラソウとともに絶滅危惧Ⅱ類とされています。
a0108105_831781.jpg

Vincetoxicum atratum (Bunge) C.Morren et Decne. f. viridescens .(H.Hara) Sugim.
平成24年6月 京都府
by mst-ky | 2012-06-14 21:47 | 浜辺の植物 | Trackback

フナバラソウ (ガガイモ科)

フナバラソウ(ガガイモ科カモメヅル属)は山地の草地や海岸線の草地等に生えます。
府内では生育地が限られており生育数も非常に少なく、絶滅が心配される植物のひとつになっていて京都府レッドデータブックでは絶滅寸前種とされています。
a0108105_1031815.jpg


花の色はチョコレート色で、特異な花色の植物です。
a0108105_1031231.jpg

Vincetoxicum atratum (Bunge) C.Morren et Decne.
平成24年6月 京都府
by mst-ky | 2012-06-14 21:20 | 浜辺の植物 | Trackback

キリンソウ (ベンケイソウ科)

キリンソウ(ベンケイソウ科マンネングサ属)は山地草原、林縁、崖、海岸等に生え一般的にはそんなに珍しい植物ではないのですが、近年京都府内では見かけることが少なくなった植物のひとつです。
名前の由来は黄色の花が輪状に咲くことからこの名前(黄輪草)が付けられているそうです
a0108105_2136843.jpg

ここでは海岸線に生え、群生していました。
a0108105_21362610.jpg


a0108105_10351031.jpg

Phedimus aizoon (L.) 't Hart var. floribundus (Nakai) H.Ohba
平成24年6月 京都府
by mst-ky | 2012-06-13 21:37 | 浜辺の植物 | Trackback

ヨウラクラン (ラン科)

ヨウラクラン(ラン科ヨウラクラン属)は樹幹や岩上に着生する着生ランと呼ばれる植物のひとつです。
着生ランにはふつう偽球茎と呼ばれる水分や栄養分を貯めるバルブがあるのですが、ヨウラクランにはそれがなく皮質の分厚い葉がバルブの代わりをしているようです。
a0108105_22362512.jpg


葉は垂下りその先に5~8cmの花序を出し、花序には極小の花を無数に付けます。
a0108105_22365451.jpg

Oberonia japonica (Maxim.) Makino
平成24年6月 京都府
by mst-ky | 2012-06-10 22:37 | 山地の植物 | Trackback