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私の植物観察日記

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ベニシュスラン (ラン科)

ベニシュスラン(ラン科シュスラン属)は常緑樹林が多く生える湿り気の多い谷筋斜面の苔の中などに生えます。茎は地を這い高さ4~8cmになり、葉は卵形~長卵形で葉の表面にはビロード状の艶があり白黄色の網目模様が入ってとても美しいです。
このシュスラン属は葉が美しいものが多いことから外国のものも含め、洋ランの世界ではジュエルオーキッド(宝石ラン)と呼ばれて多くの愛好家に栽培されているようです。
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近畿地方では希な植物で、近畿レッドデータブックではAランクとされています。
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花はこのように最初上向きの伸び、途中から90度倒れて開花します。
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Goodyera biflora (Lindl.) Hook.f.
平成24年7月 京都府
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by mst-ky | 2012-07-25 22:04 | 山地の植物 | Trackback

ヒメザゼンソウ (サトイモ科)

ヒメザゼンソウ(サトイモ科ザゼンソウ属)は林縁や道ばたの湿地に生えるとされていますが、ここでは杉林の中に生えていました。
早春にウバユリとうり二つの葉を出しますが開花は遅く、6月から7月にかけて開花します。
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仏炎苞の形はザゼンソウ (Symplocarpus foetidus) とそっくりですが、ヒメザゼンソウは大きさは3cm前後でとても小さな仏炎苞です。
葉の根本の杉の枯れ枝を取り除いてみると、埋もれてた花(仏炎苞)が出てきました。
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Symplocarpus nipponicus Makino
平成24年7月 滋賀県
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by mst-ky | 2012-07-22 20:01 | 山地の植物 | Trackback

ヒツジグサ (スイレン科)

ヒツジグサ(スイレン科スイレン属)自然度の高い池や沼、それに湿地等にも生えます。このヒツジグサは自生種の中では世界最小のスイレンで、 ヒメスイレンなど小型園芸品種のスイレンの親としても用いられているそうです。
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未の刻(午後2時ころ)に花が咲くことからこの名前が付いたそうです。
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Nymphaea tetragona Georgi
平成24年7月 大阪府
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by mst-ky | 2012-07-08 22:16 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback

ウリカワ (オモダカ科)

ウリカワ(オモダカ科オモダカ属)は主に水田やそれに準ずる湿地に生育し、花は単性花で雄花と雌花があります。
水田雑草と呼ばれる植物のひとつですが、最近では見ることが少なくなったように思います。

これは雄花です。
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額縁休耕田と呼ばれる調整水田の一角に生えていました、こういう調整水田は毎年撹拌されるため雑草に覆われた休耕田と違い結構珍しい水性植物が生えることが多いようです。
ここでも環境省レッドデータブックの準絶滅危惧種(NT)とされているイチョウウキゴケ(Ricciocarpus natans)もありました。
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このように稲の植えられていない水田の縁に群生していました、葉は線形で沈水~抽水性です。
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Sagittaria pygmaea Miq.
平成24年7月 京都府
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by mst-ky | 2012-07-08 21:26 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback

オオアブノメ (ゴマノハグサ科)

オオアブノメ(ゴマノハグサ科オオアブノメ属)は湿地に生える一年草で対生する葉の葉液に花を付けます、蒴果は球茎で葉液に二つ並んでいる様子が同じコマノハグサ科のアブノメ(Dopatrium junceum)に似て、アブノメより大きな蒴果を付けることからこの名前が付いたようです。
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Gratiola japonica Miq.
平成24年7月 大阪府
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by mst-ky | 2012-07-07 20:32 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback