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私の植物観察日記

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ハナワラビの仲間 (ハナヤスリ科)

この個体は栄養葉の形はオオハナワラビと同じなのですが、葉の色はアカハナワラビと同じように紅変しています、またアカハナワラビとも葉の形や大きさが違うようです。
オオハナワラビは場所によって葉の周囲が少し紅変することがありますが、このように全体が赤くなることはないようです。
近辺にはこのタイプの紅変した株が複数株ありました。
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アカハナワラビとの交雑種のアカネハナワラビの可能性もありますが、このように葉の形はオオハナワラビと同じです。
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胞子葉の先端から葉が出ていました、この個体は栄養葉の縁に胞子も付けていました。
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胞子の周囲には突起物があり、アカハナワラビではなくオオハナワラビの仲間のようです。
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Botrychium sp.
平成24年 京都府
by mst-ky | 2012-12-30 20:59 | 山地の植物 | Trackback

ハナワラビの仲間 (ハナヤスリ科)

この個体は栄養葉が平面的に展開しておりオオハナワラビの特徴を表しているのですが、オオハナワラビと比べると小羽片が細くモトマチハナワラビと呼ばれるタイプに似ています、しかし葉の表面に光沢がない事と小羽片の切れ込みが少ないこと等からモトマチハナワラビとも少し違うようです。
今のところオオハナワラビのひとつのタイプとしか呼びようがないそうです、ここではオオハナワラビに混じってかなりの株数がありました。
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モトマチハナワラビと比べて小羽片の切れ込みが少ないようです。
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胞子の周囲には突起物があり、オオハナワラビの系統のようです。
また、モトマチハナワラビと比べると周囲の突起物は、はっきりと確認出来ます。
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Botrychium sp.
平成24年12月 京都府
by mst-ky | 2012-12-30 20:30 | 山地の植物 | Trackback

フユノハナワラビ (ハナヤスリ科)

フユノハナワラビ(ハナヤスリ科ハナワラビ属)は日当たりの良い山地や山麓に普通に生えるシダ植物です、このハナワラビの仲間は胞子葉と栄養葉の2種類の葉を出します。このフユノハナワラビも栄養葉の形はかなり変化に富んでいるようです。
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この個体は少し細葉できゃしゃな感じです、フユノハナワラビは栄養葉の先が丸身を帯び、鋸歯もあまり尖りません。
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フユノハナワラビはオオハナワラビのように胞子の周囲には突起物がありません。
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Botrychium ternatum (Thunb.) Sw.
平成24年12月 京都府
by mst-ky | 2012-12-29 22:47 | 山地の植物 | Trackback

モトマチハナワラビ (ハナヤスリ科)

モトマチハナワラビ(ハナヤスリ科ハナワラビ属)は最近認識された種だそうで、オオハナワラビの仲間だそうです。オオハナワラビと比べて栄養葉が細裂する事や、葉の表面は少し光沢がある事が特徴だそうです。
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オオハナワラビと比べて葉は細裂します。
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胞子の周囲には少しですが突起が確認出来ます。
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Botrychium sp.
平成24年12月 京都府
by mst-ky | 2012-12-28 22:25 | 山地の植物 | Trackback(9)

ハナワラビの仲間 (ハナヤスリ科)

最近は冬になるとハナワラビ属の観察へ出かけるのですが、この種も葉(栄養葉)の変化が多くなかなか一筋縄ではいかないようです、これはM先生に教えていただいて訪れた場所で見かけた異常に細かい栄養葉のハナワラビの仲間です。
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この個体も葉(栄養葉)はかなり細裂しています。
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胞子嚢は正常に膨らんでいるものがほとんど無く、タコの吸盤の様になっているものが多いです。
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胞子は正常なものもありますが異常な形のものが多く、交雑種なのかも知れません。
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Botrychium sp.
平成24年12月 京都府
by mst-ky | 2012-12-27 22:48 | 山地の植物 | Trackback

ハナワラビの仲間 (ハナヤスリ科)

変わった葉のハナワラビの仲間を見つけました、この個体の栄養葉は異常なほどに細裂しており図鑑で見る限りこのような葉の種類はないようです。

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栄養葉はこのように細裂しています。
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胞子葉も正常に発達しておらず、胞子嚢も未発達のようで胞子も出来ていませんでした。
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Botrychium sp.
平成24年12月 京都府
by mst-ky | 2012-12-27 22:17 | 山地の植物 | Trackback

ハナワラビの仲間 (ハナヤスリ科)

この個体は一株のみありました、周囲にはアカハナワラビ、モトマチハナワラビ、オオハナワラビ、ナンキハナワラビなどがあり、これらの交雑種ではないかと思っています。
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葉はこのように斑のようなものが入っており、アカハナワラビの特徴を表しています。
また小羽片の幅がある事からオオハナワラビの葉の感じにも似ていますのでオオハナワラビとアカハナワラビの交雑種のアカネハナワラビの緑葉タイプなのかも知れません。
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胞子の周囲にはこのように突起物が確認出来ることからオオハナワラビの遺伝子が入っていると考えられます。
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Botrychium sp.
平成24年12月 大阪府
by mst-ky | 2012-12-22 21:28 | 山地の植物 | Trackback

ナンキハナワラビ (ハナヤスリ科)

ナンキハナワラビ(ハナヤスリ科ハナワラビ属)は近年認識された種で図鑑等にも掲載されておらず詳しい特徴は判りませんが、これがナンキハナワラビと教えていただきました。主に紀伊半島南部で見られることからこの名前が付いているようです、葉は平面的に展開しオオハナワラビの仲間だそうです。
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葉はつや消しの光沢があり小羽片はオオハナワラビと比べて切れ込みが深いようです。
この個体の羽片基部の小羽片の縁に胞子嚢(ソーラス)が見られます、これはこの種の特徴では
ないようですが時々このように胞子嚢が小羽片に付くようです。
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胞子には突起があり、オオハナワラビの仲間と確認出来ます。
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Botrychium sp.
H24年12月 大阪府
by mst-ky | 2012-12-21 20:22 | 山地の植物 | Trackback(1)

アカネハナワラビ (ハナヤスリ科)

アカネハナワラビ(ハナヤスリ科ハナワラビ属)はオオハナワラビ(B.japonicum)とアカハナワラビ(B.nipponicum)の交雑種だそうで両種の混生している場所で希に見られるようです。
近くにはオオハナワラビとアカハナワラビがあり、両種の中間的な特徴からアカネハナワラビと思われます。
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葉(栄養葉)は平面的で、オオハナワラビの特徴を、葉の色は紅色でアカハナワラビの特徴を表しているようです。
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この個体の胞子です、胞子が楕円形であることや周囲にははっきりわかる突起物が確認できる事から、胞子も両種の中間的な特徴を表していると思います。
栄養葉が紅変するアカハナワラビやアカフユノハナワラビは胞子の周囲に突起物はありません。
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Botrychium ×elegans (Sahashi) K. Iwats.,nom.nud.
平成24年12月 京都府
by mst-ky | 2012-12-14 09:25 | 山地の植物 | Trackback