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私の植物観察日記

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キバナサバノオ (キンポウゲ科)

キバナサバノオ(キンポウゲ科シロカネソウ属)はやや薄暗い湿度のある林床や沢沿いに生えます、生育地は限られており現在の所、岡山県、兵庫県、滋賀県、京都府の4府県のみのようです。

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ここでは山地の沢沿いに生えていました。
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Dichocarpum pterigionocaudatum (Koidz.) Tamura et Lauener
平成25年4月  京都府
by mst-ky | 2013-04-29 22:19 | 山地の植物 | Trackback

ナツトウダイ (トウダイクサ科)

ナツトウダイ(トウダイクサ科トウダイグサ属)早春から春にかけて山野に咲きます。和名の由来は夏燈台で、夏に咲くトウダイグサの意味に取れますが、実際には春に開花し、日本では同属の他種に先駆けて咲くことから、初めて咲くトウダイグサ属の意味をこめてハツトウダイ(初燈台)の誤りではないかと書かれている図鑑もあります。
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Euphorbia sieboldiana C.Morren et Decne.
平成25年4月 京都府
by mst-ky | 2013-04-28 22:29 | 山地の植物 | Trackback

キシダマムシグサ (サトイモ科)

キシダマムシグサ(サトイモ科テンナンショウ属)は主に紀伊半島から兵庫県にかけて分布し、主な生育地は林縁や林下で杉林等の少し薄暗い場所で見かけます。
仏炎苞は淡紫褐色で微細な濃淡があります、舷部は三角状の長卵形で先は細長く伸びます。
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この個体の小葉は鋭い鋸歯がありますが、ほとんど目立たないものや斑入りのものなどあり、小葉の変化は大きいようです。
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Arisaema kishidae Makino ex Nakai
平成25年4月 京都府
by mst-ky | 2013-04-25 21:47 | 山地の植物 | Trackback

ヒメフタバラン (ラン科)

ヒメフタバラン(ラン科フタバラン属)は山地の薄暗い場所に生える稀な多年草で、この種はラン科の中でも最も早くから咲き始める種のひとつだそうです。
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根の先から子株を作り増えていくため、まとまって生えている事が多いようです。
ここではスギゴケの中に多くの株が見られました。
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Neottia japonica (Blume) Szlach.
平成25年4月 京都府
by mst-ky | 2013-04-24 20:11 | 山地の植物 | Trackback

ヒキノカサ (キンポウゲ科)

ヒキノカサ(キンポウゲ科キンポウゲ属)はヒキ(蛙)の棲むような湿地に生えるので黄色い花を蛙の傘に見立てたのが名前の由来だそうです。花や草姿は同じキンポウゲ属のウマノアシガタに非常によく似ていますが、どこにでもある植物ではなく自然度の高い氾濫原などに限って生え、環境そのものが少なくなっているので最近では見かけることの少ない植物のひとつです。
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京都府RDBでは絶滅寸前種とされており生育地は少ないようです。
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Ranunculus ternatus Thunb.
平成25年4月 京都府
by mst-ky | 2013-04-24 08:02 | 野原・山麓の植物 | Trackback

フイリハグロシハイスミレ(通称) スミレ科

フイリハグロシハイスミレ(通称)はフイリシハイスミレの花時のみ葉の色の黒いタイプで、種子を散布する頃は葉の色は普通の緑色に戻ります。
このようなシハイスミレの葉黒タイプには学名はなくシハイスミレと同じ扱いになります。
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シハイスミレの葉黒タイプはよく見かけるのですが、斑が入ったものは非常に稀です。
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Viola violacea Makino f. versicolor E.Hama
平成25年4月 京都府
by mst-ky | 2013-04-23 22:56 | 山地の植物 | Trackback(10)

イワネコノメソウ (ユキノシタ科)

イワネコノメソウ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)は主に深山の谷間に生える軟弱な多年草で本州(関東・東海地方)・四国・九州に生えますが、近畿地方では兵庫県の2ヶ所に記録があるのみの非常に珍しい種です。
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チシマネコノメソウ(Chrysosplenium kamtschaticum) と非常によく似ていますが、チシマネコノメソウと比べて苞葉の鋸歯が鋭い事と、チシマネコノメソウは花時に根生葉が残るのに対しイワネコノメソウは枯れて残らない事も区別する方法のひとつです
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薄暗い苔むした沢沿いに群生していました。
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イワネコノメソウの種子です、稜にはこのように毛のような長い突起があるのが特徴です、このような長い突起は他のネコノメソウの仲間にはありません。
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 Chrysosplenium echinus Maxim.
平成25年4月 兵庫県
by mst-ky | 2013-04-21 22:42 | 山地の植物 | Trackback

フイリフモトスミレ (スミレ科)

フイリフモトスミレ(スミレ科スミレ属)はフモトスミレの品種で、葉に斑が入るタイプをフイリフモトスミレと呼びます。
フモトスミレは低山の山地から2,000m級の山地まで比較的広い範囲に生育するようです。
一般的にはどこでも見ることの出来る種ですが京都府内では比較的珍しく、南部域にポツリポツリと見られる程度です。

ここでは古い寺院の庭に生えていました。
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葉柄の赤いのもこの種の特徴のひとつです。
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Viola pumilio W.Becker f. variegata Nagas. ex F.Maek.
平成25年4月 京都府
by mst-ky | 2013-04-03 20:05 | 山地の植物 | Trackback