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私の植物観察日記

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トケンラン (ラン科)

トケンラン(ラン科サイハイラン属は)主に山地林内に生えます、偽球形は卵円形で1~2枚の長楕円形の葉があります。
トケン(杜鵑)とは鳥類のホトトギスのことで、その脇腹にある褐紫色の斑紋がトケンランの花にある斑紋と似ていることからこの名前が付けられたようです。
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Cremastra unguiculata (Finet) Finet
平成25年5月 兵庫県
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by mst-ky | 2013-05-30 16:35 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

マルバネコノメソウ (ユキノシタ科)

マルバネコノメソウ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)は北方系の植物で主に福井県以北の本州に自生しますが近畿地方では兵庫県、中国地方では岡山県の深山にも自生地が確認されています。
標高の高い場所に生育するためか花期は遅く5月中頃から6月にかけて花を咲かせます。

外見はヤマネコノメソウによく似ています。
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ホクリクネコノメのような丸味を帯びた大きなロゼットがあるのも特徴のひとつで、類似種のヤマネコノメソウにはありません。
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茎には開出毛があり茎葉は対生します。
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Chrysosplenium ramosum Maxim.
平成25年5月 兵庫県
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by mst-ky | 2013-05-27 20:28 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ヒロハテンナンショウ (サトイモ科)

ヒロハテンナンショウ(サトイモ科テンナンショウ属)は北海道西南部~本州日本海側~九州北部に分布し、近畿地方では主に日本海側の深山の湿り気のある場所に生るようです。

特徴はほとんどの場合、葉が1枚でほぼ掌状になり、小葉にはほとんど柄がなく全縁であることだそうです。
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仏炎苞は必ず葉より低い位置に付きます。
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 Arisaema ovale Nakai var. sadoense (Nakai) J.Murata
平成24年5月 兵庫県
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by mst-ky | 2013-05-23 22:41 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

マルバスミレ (スミレ科)

マルバスミレ(スミレ科スミレ属)は近畿地方では山地に生育するため普段あまり目にすることのない植物です、白色の花と名前の由来になった丸味を帯びた葉が特徴です。
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ここでは標高900mほどの場所の林道脇に生えていました。
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Viola keiskei Miq.
平成25年 兵庫県
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by mst-ky | 2013-05-17 22:33 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ヤシャビシャク (ユキノシタ科)

ヤシャビシャク(ユキノシタ科スグリ属)は深山の落葉樹林の老木に着生する木本です、花は淡緑白色で果実は10~11月頃に熟し赤色になります。
判りづらいですが、ちょうど花が咲いていましたがよく見てみると子房が膨らんでおり、果実期に入る前のようです。
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Ribes ambiguum Maxim.
平成25年5月 兵庫県
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by mst-ky | 2013-05-17 22:01 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ワチガイソウ (ナデシコ科)

ワチガイソウ(ナデシコ科ワチガイソウ属)は近畿地方では深山の落葉樹林帯の湿った場所に生え、あまり見かけることはない植物のようです。
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葉は倒被針形で対生し、短い柄があります。
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ここでは林道脇の流れ込みに群生していました。
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Pseudostellaria heterantha (Maxim.) Pax
平成25年5月 兵庫県
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by mst-ky | 2013-05-17 21:46 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ヒダボタン (ユキノシタ科)

ヒダボタン(ユキノシタ科ネコノメソウ属)は1995年にホクリクネコノメ群の新種として発表された比較的新しい種で、主に岐阜県、福井県、長野県等に生育しますが、近畿地方では兵庫県で採集されたホクリクネコノメ(Chrysosplenium fauriei)と同定されていた標本の中から、ヒダボタンの発表者の若林先生が、複数をヒダボタンと同定されており、これはそんな標本採集地のひとつで見つけました。

苞葉の幅が広く全体も黄金色に輝いており、これもヒダボタンの特徴ですが正式にヒダボタンと同定するには種子の稜の突起を確認する必要があるようです。
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雄しべの葯は裂開して花粉を放出するときは、萼裂片の先端と同じくらい位置に有ります、これもヒダボタンの特徴で、類似種のホクリクネコノメの葯は裂開時は萼裂片より大きく飛び出しています。
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種子です、種子の稜には突起物が確認出来ます。
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種子をもう少し拡大して見てみると稜の突起物の先端にも小さな突起物があり、これはヒダボタンの特徴と一致します。
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Chrysosplenium nagasei Wakab. et H.Ohba
平成25年5月 兵庫県
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by mst-ky | 2013-05-10 22:00 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

アシウ(ヒロハ)テンナンショウ (サトイモ科)

アシウテンナンショウ(サトイモ科テンナンショウ属)は花色と付属体の大きさの違いからヒロハテンナンショウの変種とされていましたが付属体の大きさも連続的であることから平成23年発行の北陸館「日本のテンナンショウ」では同一視する見解で発表されています。
京都府の芦生(アシウ)で最初に見つけられ、それにちなんで付けられた名前だけに消えてしまうのは残念です。
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この個体の草丈は10cmほどでした、なぜこのような小さな株が開花したのか判りませんがテンナンショウの仲間は雌雄別株で、最初は雄株として花を咲かせ、年を重ね成長するにつれ雌株へと性転換するようです。
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Arisaema ovale Nakai var. sadoense (Nakai) J.Murata
平成25年5月 京都府
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by mst-ky | 2013-05-05 08:52 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

フッキソウ (ツゲ科)

フッキソウ(ツゲ科フッキソウ属)は山地の林内に生える雌雄同株の常緑の亜低木です、また漢方薬としても利用され、解毒や解熱作用があるようです。
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明るい杉林の下で群生していました。
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Pachysandra terminalis Siebold et Zucc.
平成25年5月 京都府
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by mst-ky | 2013-05-01 19:45 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)