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私の植物観察日記

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オオヒナノウスツボ (ゴマノハグサ科)

オオヒナノウスツボ(ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属)は草原や低山の林内の明るい場所に生える多年草。地中に太い肥厚した根が数個ある、茎は稜があり高さ1mくらいで稜には翼はなく、葉はやや硬く洋紙質か膜質で細かいきよ歯が多数あります。
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壷状の独特の花は類似種のヒナノウスツボ(S. duplicatoserrata)と区別できませんが、ヒナノウスツボに比べると花茎が短く、花序がスッキリとしているのも区別点のひとつです。
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Scrophularia kakudensis Franch.
平成25年9月 京都府
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by mst-ky | 2013-09-26 22:02 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ヒツジグサ

ヒツジグサ(スイレン科スイレン属)は池や湿地に生える多年草で葉は根生し、長い柄があり広楕円形で池に生育する場合は水面に浮かび基部は深い切れ込みがあります、花は白色で直径約5cm、午後から咲くことからこの名前がついたそうです。
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ここでは池全体に群生していましたが、これほどの群生はなかなか見ることが出来ません。
ヒツジグサは秋になると浮き葉が枯れて水中葉のみになり越冬します、この水中葉は非常に柔らかく雑食性の鯉に食べられてしまいますので、この池には鯉はいないようです。
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Nymphaea tetragona Georgi
平成25年9月 京都府
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by mst-ky | 2013-09-23 21:53 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

タヌキマメ (マメ科)

タヌキマメ(マメ科タヌキマメ属)は萼が褐色の長毛におおわれている様子をタヌキに見立てたといわれるマメ科の一年草で、丘陵やため池の堰堤など湿り気のある日当りのよい草むらに生えます、草丈は20~30cmくらいで葉は日本のマメ科植物の中では珍しい1枚だけの小葉からなり、線形または披針形で、長さ4~11cmで先はとがります。7~9月に茎の先に花を穂のような総状花序に、2~20花つけ下から上に順次開花し結実していきます、花は青紫色の蝶形花で基部は萼におおわれ、萼は花後も生長して果実を覆います。
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一年草ということもあり生育環境の変化に弱く、管理放棄や開発などによって平地の草原や湿地が減少したたこともあり、滅多に見られない植物になりつつあるようです。京都府内でも現在確認されている生育地は僅かです。
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Crotalaria sessiliflora L.
平成25年9月 京都府
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by mst-ky | 2013-09-20 09:32 | 野原・山麓の植物 | Trackback | Comments(0)

カワミドリ (シソ科)

カワミドリ(シソ科カワミドリ属)は北海道~九州までの山地の日当たりの良い場所に生えます、草丈は50cm~100cm程になり上部は分枝してその先に5~10cmほどの花穂を出し紫色の花を咲かせます。
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葉はハッカのような香りがします。
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 Agastache rugosa (Fisch. et C.A.Mey.) Kuntze
平成25年9月 京都府
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by mst-ky | 2013-09-19 22:01 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

コバノヒルムシロ (ヒルムシロ科)

コバノヒルムシロ(ヒルムシロ科ヒルムシロ属)は主に本州以西に稀に産する小型の浮葉植物です、同属のホソバミズヒキモ P. octandrus var. octandrus とそっくりですが、区別点は果実の花柱が長くまた背稜に鶏の鶏冠状の突起が見られることです。
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葉は長さ1.5cm、幅は0.7cmほどの大きさしかありません、葉の上にハエとクモが3匹ほど乗っているのがわかるでしょうか。
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花穂の長さは0.7~1.3cmほどしかありません。
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コバノヒルムシロの果実です。
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Potamogeton cristatus Regel et Maack
平成25年9月 京都府
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by mst-ky | 2013-09-08 18:33 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

ミズニラ (ミズニラ科)

ミズニラ(ミズニラ科ミズニラ属)は本州、四国、九州の貧栄養のため池や水路、水田などに生育する沈水~抽水性のシダ植物で、胞子または根茎で越冬します。
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ここでは山間部のため池の流れ込み部分に生育していました。
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ミズニラの胞子です。
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Isoetes japonica A.Braun
平成25年9月 京都府
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by mst-ky | 2013-09-08 17:42 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

ハタベカンガレイ (カヤツリグサ科)

ハタベカンガレイ(カヤツリグサ科ホタルイ属)は主に山地や平地の水路など流水域に生える多年草ですが、ここではため池に生えていました、茎は叢生し根茎はありません。
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近年(2004年)になって認識された新しい種で、それまではカンガレイやヒメカンガレイとされていたようです、この地で採集され京都大学博物館にカンガレイとして収蔵されていた標本が新種発表時にハタベカンガレイと見直しされたようです。
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このように折れた茎から無性芽を出すのは本種の特徴のひとつのようです。
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Schoenoplectus gemmifer C.Sato, T.Maeda et Uchino
平成25年9月 京都府 
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by mst-ky | 2013-09-05 20:59 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

ヒメホタルイ (カヤツリグサ科)

ヒメホタルイ(カヤツリグサ科ホタルイ属)は北海道~四国、九州のため池の水深の浅い砂地に生える草丈10~20cmほどの小型の多年草です。
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京都府内の産地は少なく、京都府RDBでは絶滅危惧種とされています。
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根茎はほふく根茎で、茎は叢生せずにひとつずつ立ち上がります。
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 Schoenoplectus lineolatus (Franch. et Sav.) T.Koyama
平成25年9月 京都府
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by mst-ky | 2013-09-05 20:26 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)