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私の植物観察日記

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<   2015年 05月 ( 11 )   > この月の画像一覧

ヒゲスゲ (カヤツリグサ科)

ヒゲスゲ(カヤツリグサ科スゲ属)は海岸近くの砂浜や岩場に生え、草丈は30cm~50cmくらいあり比較的大型のスゲ属です。これまで京都府内では記録がなく初めて見つかったと思います。
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これは側小穂。
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こちらは頂小穂です。
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痩果です。
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Carex wahuensis C.A.Mey. var. bongardii (Boott) Franch. et Sav.
平成27年5月  京都府
by mst-ky | 2015-05-30 21:51 | 浜辺の植物 | Trackback

エビネ (ラン科)

エビネ(ラン科エビネ属)は日本各地の山地の林床に生えますが、昭和40~50年頃のランブームで各地の自生種は乱獲され、現在ではほとんど目にする事が出来なくなりました。
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ここでは川沿いの薄暗い場所に群生していました。
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Calanthe discolor Lindl.
平成27年5月 京都府
by mst-ky | 2015-05-27 21:45 | 山地の植物 | Trackback

ヒメアギスミレ (スミレ科)

ヒメアギスミレ(スミレ科スミレ属)はニョイスミレの変種で、おもに半日陰から日陰の湿地や溜池畔に生えますが、山地の道路脇でも複数箇所で生育しているのを確認しており、まだ生態が良くわかりません。愛知県以西から九州にかけて分布するとされていますが、分布の中心は近畿地方で近畿地方以西ではあまり見ることはないようです。
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ほふく枝を伸ばして、その先に新株をつくるため、このように群生することが多いです。
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Viola verecunda A.Gray var. subaequiloba (Franch. et Sav.) F. Maek.
平成27年5月 京都府
by mst-ky | 2015-05-19 13:37 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback

マルバネコノメソウ (ユキノシタ科)

マルバネコノメソウ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)は北方系の植物で近畿地方では兵庫県の標高の高い場所に生育します。開花時期は遅く近畿地方では5月の中旬頃より咲き始めます。
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見た感じはヤマネコノメソウ C.japonicum によく似ています。
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葉は対生し、茎には毛があります。
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Chrysosplenium ramosum Maxim.
平成27年5月 兵庫県
by mst-ky | 2015-05-16 19:20 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback(8)

ザゼンソウ (サトイモ科)

ザゼンソウ(サトイモ科ザゼンソウ属)は山地の湿り気の多い場所に生育し、開花時期は普通1月下旬から3月中旬です。開花する際に肉穂花序で発熱が起こり約25℃まで上昇するため周囲の雪を溶かし、いち早く顔を出すことで、この時期には数の少ない昆虫を独占し、受粉の確率を上げているそうです。
この場所は林道横の沢沿いで、最近まで根雪があったため、この個体は咲き始めたばかりで、葉もまだ展開していません。
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こちらは、葉が少し大きくなっています。この近辺に生えているいくつかの個体の花序がなく、リス等の小動物に食べられたのでしょうか。
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これは少し離れた場所ですが、斑入の葉がありました。調べて見るとフイリザゼンソウと呼ばれ、学名も付けられているようです。f. variegatus
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Symplocarpus renifolius Schott ex Tzvelev
平成27年5月 兵庫県
by mst-ky | 2015-05-15 21:52 | 山地の植物 | Trackback

オオアブノメ (ゴマノハグサ科)

オオアブノメ(ゴマノハグサ科オオアブノメ属)は稀に水田や湿地に生える一年草です。
筒型で唇形の白い花を葉腋に付けますが多くは閉鎖花のようです。
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ここでは、僅かに残ったハス田に生えていました。
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Gratiola japonica Miq.
平成27年5月 大阪府
by mst-ky | 2015-05-12 22:08 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback

トネハナヤスリ (ハナヤスリ科)

トネハナヤスリ(ハナヤスリ科ハナヤスリ属)は大きな河川の氾濫する河川敷に群生して生えるシダ植物です。最初は利根川で見つかり利根川の固有種とされていましたが、後年この場所でも見つかりました。
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河川敷の開発により生育地を失いつつある種のようです。
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胞子です。
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Ophioglossum namegatae M.Nishida et Kurita
平成27年5月 大阪府
by mst-ky | 2015-05-12 21:50 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback

ミゾコウジュ (シソ科)

ミゾコウジュ(シソ科アキギリ属)は日当たりの良い湿り気のある草地や河川敷、溜池畔など撹拌される環境に生える2年草です。
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枝先に総状花序を出し、花冠は長さが4~5ミリくらいで淡い紫色をした小さな唇形の花をポツリポツリとつけます。秋に咲くことが多いサルビアの仲間ですが、この仲間には珍しく春に花を咲かします。
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Salvia plebeia R.Br.
平成27年5月 大阪府
by mst-ky | 2015-05-11 21:43 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback

サワトラノオ (サクラソウ科)

サワトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)は本州、九州の低湿地に生える多年草で、今のところ近畿地方ではこの場所でしか確認されていない稀な植物のようです。
草丈は40~50cmほどあります。
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オカトラノオ属の特徴として、花序は下から順番に花が咲いていくので花期は長いようです。
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雄しべの葯は赤紫色をしています。
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Lysimachia leucantha Miq.
平成27年5月 大阪府
by mst-ky | 2015-05-09 20:54 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback

イチヨウラン (ラン科)

イチヨウラン(ラン科イチヨウラン属)は一属一種で、草丈は15cm程度の小さなランで、おもに山地帯~亜高山帯の針葉樹林内に生えます。花は淡い緑色の三枚の萼片と二枚の側花弁に、白色の唇弁には淡い赤紫色の斑紋がいくつか入ります、葉は卵形の葉が一枚だけ出て、これが名前の由来になっています。 
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側面から見ると、花は龍を思わせる雰囲気があります。
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Dactylostalix ringens Rchb.f.
平成27年5月 兵庫県
by mst-ky | 2015-05-07 23:04 | 山地の植物 | Trackback