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私の植物観察日記

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ワカサハマギク (キク科)

ワカサハマギク(キク科キク属)はリュウノウギク C.makinoi の4倍体と言われ、福井県から鳥取県の海岸線沿いに咲くものに命名されましたが、後に伊吹山系や鈴鹿山系などの内陸部にも分布していることがわかりました。基本的にはリュウノウギクと変わりないのですが、リュウノウギクと比べて花が大きいことと、一株に数多くの花を咲かすことが違いのようです。
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このようにリュウノウギクと比べて1株から数多くの花を咲かせます。
このワカサハマギクは京都府内では内陸部では見られず、海岸にほど近い場所でしか見ることは出来ません。
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総苞です。
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葉の形です。
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Chrysanthemum wakasaense Shimot. ex Kitam.
平成28年11月 京都府
by mst-ky | 2016-11-21 14:43 | 浜辺の植物 | Trackback

キクタニギク (キク科)

キクタニギク(キク科キク属)は東北南部から北関東、近畿地方、九州北部と隔離的に分布します。名前の由来は京都・東山の菊渓川に由来し、かつては和歌にも詠まれた野菊です。この菊渓では現在はシイなどの常緑広葉樹が増えて日当たりが悪くなり、キクタニギクは見ることが出来なくなったそうです。
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日当たりの良い乾いた崖や土手などを好み、このように黄金色の花を咲かせます。
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総苞です。花は小さく直径2~2.5cmほどの大きさしかありません。
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Chrysanthemum seticuspe (Maxim.) Hand.-Mazz.
平成28年11月 京都府
by mst-ky | 2016-11-11 23:05 | 浜辺の植物 | Trackback

イチョウウキゴケ (ウキゴケ科)

イチョウウキゴケ(ウキゴケ科ウキゴケ属)はおもに全国の水田や休耕田の水面に群生して浮遊生活する小型の1年草のコケ類ですが農薬などに弱く各地のレッドデータに指定されているようです。
ここでは半分湿地のような稲刈り後の水の溜まった水田に生育していました。
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イチョウウキゴケの名前の由来は、葉状体の外形がイチョウの葉に似ている浮水性のコケという意味です。
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これはハタケゴケ R.glauca に似ていますが、イチョウウキゴケの地上タイプです。葉状帯中央の溝が明瞭であることがハタケゴケとの違いです。
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Ricciocarpus natans (L.) Corda
平成28年11月 京都府
by mst-ky | 2016-11-09 22:56 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback