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私の植物観察日記

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ミツバベンケイソウ (ベンケイソウ科)

ミツバベンケイソウ(ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属)は北海道~九州の山地や渓流沿いの岩場などに生えます。ほとんどのものは葉が3輪生するためにこの名前が付けられていますが、中には類似種のアオベンケイ H.viride のように柄を持ち対生するものもいるようです。
この個体の葉は輪生せず、アオベンケイのようにすべての葉が対生しています。
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咲き始めたばかりで盛期はこれからのようです。
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Hylotelephium  verticillatum  (L.) H.Ohba
平成29年9月 京都府
by mst-ky | 2017-09-20 17:19 | 山地の植物 | Trackback

ヨツバハギ (マメ科)

ヨツバハギ(マメ科ソラマメ属)は低山や山麓の草地に生える多年草です。花はナンテンハギ V.unijuga に似ていますが、葉が有柄で4~8枚の小葉を対生して付けるのが特徴で、葉質は堅く葉脈が目立ちます。
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花序には蜜に5~15くらいの花を付けます。
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托葉は歯牙があります。
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まだ目立つほど膨らんではいませんが、豆果には3~5個の種子が入るようです。
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Vicia nipponica Matsum.
平成29年9月 京都府
by mst-ky | 2017-09-20 16:54 | 野原・山麓の植物 | Trackback

ヒンジガヤツリ (カヤツリグサ科)

ヒンジガヤツリ(カヤツリグサ科ヒンジガヤツリ属)は本州、四国、九州の湿地や水田に生える1年草です。
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名前の由来は小穂3個が集まった形が漢字の品という字に似ていることからだそうです。
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Lipocarpha microcephala (R.Br.) Kunth
平成29年9月 京都府
by mst-ky | 2017-09-17 18:44 | 山地の植物 | Trackback

ヒメアザミ (キク科)

ヒメアザミ(キク科アザミ属)は本州の近畿地方以西から四国・九州にかけての山地に生えます。写真では判りづらいですが、一般的なアザミ類と比べて全体がきゃしゃな感じなため、この名前が付けられたようです。
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頭花は斜上せず上を向きます。
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総苞は筒状で総苞片の先端は少し反り返り、総苞には少しのクモ毛があります。
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茎葉の基部は茎を抱きます。
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Cirsium buergeri Miq.
平成29年9月 京都府
by mst-ky | 2017-09-17 16:34 | 山地の植物 | Trackback

ヤマアワ (イネ科)

ヤマアワ(イネ科ノガリヤス属)は北海道~九州の日当たりの良い山地の草地や湿原等に生えます。名前の由来は山地に生え、外見がアワに似ていることから。
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ここでは山地の日当たりの良い放棄水田に群生していました。
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 Calamagrostis epigeios (L.) Roth
平成29年9月 京都府
by mst-ky | 2017-09-16 14:16 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback

キセルアザミ (キク科)

キセルアザミ(キク科アザミ属)は湿地に生えるアザミ類で、頭花は下を向き茎には小さな葉がまばらにしか付かない様子をキセルに見立ててこの名前が付けられたようです。
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山間部の小さな谷の放棄水田に大群生していました。
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Cirsium sieboldii Miq.
平成29年9月 京都府
by mst-ky | 2017-09-13 20:30 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback

タマコウガイゼキショウ (イグサ科)

タマコウガイゼキショウ(イグサ科イグサ属)は湿地や自然度の高い場所にある休耕田やため池畔などに稀に生えます。
京都府RDB2015では以前は記録がなかったが、近年見つかったと記述されており、府内での生育地は非常に少ないようです。ここでは湧水のある湿地状の休耕田に生えていました。
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頭花は5~6個つけ頭花の中には多数の小花が有り、頭花の形状は球状です。
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開花した小花で葯は3個あります。
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蒴果は約5~6mmほどの大きさで3稜あり、先端は鋭く尖ります。
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種子は0.5mmくらいの大きさで、種子表面の模様は縦縞の隆起線と隆起線と隆起線の間にある小さな長方形模様はハッキリと確認出来ますが、他のコウガイゼキショウの仲間には見られる格子模様はうっすらと見える部分はありますが、ほとんどは確認出来ません。
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Juncus diastrophanthus Buchenau var. togakushiensis (H.Lév.) Murata
平成29年9月  京都府
by mst-ky | 2017-09-09 22:30 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback

アケボノソウ(リンドウ科)

アケボノソウ(リンドウ科センブリ属)は湿地や林床などの、比較的湿った場所に生える2年草で、発芽後1年目はロゼットのまま過ごし2年目に高さ80cm程度まで茎を伸ばします。茎の断面は四角形で、葉は10cm程度の卵状で互生します。面白いことにロゼットの根生葉は柄がありますが、2年目の茎生葉は柄がないことが特徴的です。
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道路際の山から水の浸みだした斜面に生えており、まだ咲き始めたばかりでした。
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Swertia bimaculata (Siebold et Zucc.) Hook.f. et Thomson ex C.B.Clarke
平成29年9月 京都府
by mst-ky | 2017-09-06 21:54 | 山地の植物 | Trackback

タンバアザミ (キク科)

タンバアザミ(キク科アザミ属)は比較的近年発表された種で、兵庫県北部~京都府北部にかけての日本海側の山地に分布します。草丈1~1.7mほどで2.0~2.5cmほどの小型の頭花を多数付け、花期は8月下旬~9月下旬。村田源先生が採集された標本が京都大学総合博物館へ収蔵されていたのを、アザミ類の研究家でもあり現在までに数多くの新種のアザミ類を発表されている国立科学博物館の門田博士が見つけられ、新種として発表されました。種小名の muratae は村田先生に敬意をはらわれて付けられたそうです。
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頭花は斜上し、総苞は筒状で総苞片の先端少し反ります。
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茎葉の基部は茎を抱き、茎葉の形は長楕円形。
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Cirsium muratae Kadota
平成29年9月 京都府
by mst-ky | 2017-09-06 20:53 | 山地の植物 | Trackback