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私の植物観察日記

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ケイリュウタチツボスミレ (スミレ科)

ケイリュウタチツボスミレ(スミレ科スミレ属)はタチツボスミレが河川上・中流域の川岸が攪拌される河川環境に適応分化したタイプで「渓流沿い植物」の定義に当てはまる植物とされています。
このようにひとつの株から多くの花を咲かせるのも特徴のようです。
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川沿い岩場の岩の割れ目に根を下ろしています。
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ちょうど満開でした。
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Viola grypoceras A.Gray var. ripensis N.Yamada et M.Okamoto
平成27年3月 京都府
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by mst-ky | 2018-03-28 20:59 | 湿地・川沿いの植物 | Trackback | Comments(0)

スミレモ (スミレモ科)

スミレモ(スミレモ科スミレモ属)は藻類ですが、空気中に生活するため気中藻と呼ばれています。おもに日当たりの悪い崖地などの岩石に着生し、気中で生活するが成熟すれば、糸状体に遊走子嚢・配偶子嚢を生じ、雨露を待って生殖細胞が泳ぎ出します。体細胞中の葉緑体は不明瞭で橙色の顆粒を多数有するので、藻体は淡い赤褐色です。スミレモの名はこの藻をシャーレなどの中で長期培養したのちふたを開くとスミレの匂いがしたことによりつけられたものであるが、その匂いは野外で嗅いでも判らないそうです。
藻体は糸状体で、長いものは数cmにもなるそうです。
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Trentepohlia aurea (Linneus)Martius
平成30年3月 京都府
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by mst-ky | 2018-03-27 20:46 | 山地の植物 | Trackback | Comments(0)

ユキワリイチゲ (キンポウゲ科)

ユキワリイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)はスプリング・エフェメラルと呼ばれる早春に開花し、初夏には地上部が枯れて休眠する植物のひとつですが、他のスプリング・エフェメラルと呼ばれるものとは違う特徴を持っています。ふつうこれらの植物は開花直前に地上部に姿を現すのですが、ユキワリイチゲは前年の11月に地上部へ姿を現し越冬して早春に開花します。
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ここでは竹藪の中に咲いています。以前は竹が密集していて開花株は少なかったのですが、竹が間伐されて周囲が明るくなると開花株が増え群生するようになりました。いずれにしても竹藪が管理されている間は花も咲きますが、管理放棄されると日が当たらなくなり消えていく運命にあります。
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Anemone keiskeana T.Itô ex Maxim.
平成30年3月 京都府
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by mst-ky | 2018-03-27 20:31 | 野原・山麓の植物 | Trackback | Comments(0)