人気ブログランキング |
ブログトップ

私の植物観察日記

mstyasou.exblog.jp

<   2018年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

タヌキモ (タヌキモ科)

タヌキモ(タヌキモ科タヌキモ属)は草体全体がタヌキの尾に似ていることからこの名前が付いたそうです。またタヌキモ科の植物はすべてが食虫植物で、葉で捕虫するムシトリスミレ属と、捕虫嚢が発達したタヌキモ属とがあります。
a0108105_19372196.jpg
タヌキモはオオタヌキモ U.macrorhiza とイヌタヌキモ U.australis の交雑種と言われ結実しません。
a0108105_19374334.jpg
ここではこのように大群生していました。
a0108105_20213862.jpg

Utricularia japonica Makino
平成30年7月 京都府
by mst-ky | 2018-07-26 19:38 | ため池・湖沼の植物 | Trackback

ヒナノシャクジョウ (ヒナノシャクジョウ科)

ヒナノシャクジョウ(ヒナノシャクジョウ科ヒナノシャクジョウ属)は本州の関東~屋久島までの薄暗い常緑樹林内に生えます。名前の由来は、小さくて僧侶が持つ錫杖に似ているからだそうです。
京都府内では過去に2ヶ所ほどで記録はあるようですが近年は見つかっておらず、久しぶりに生育が確認出来ました。
a0108105_19071810.jpg
草丈2cmほどで茎頂に白色筒状の長さ6~10mmほどの花を5~8個ほど付けます。花被片は6個で合着しています。また花は同時には咲かずひとつづつ咲くため、この時期に開花する植物としては花期は比較的長いようです。
a0108105_19072894.jpg

Burmannia championii Thwaites
平成30年7月 京都府
by mst-ky | 2018-07-25 19:08 | 山地の植物 | Trackback(15)

ニッポンフラスコモ (シャジクモ科)

ニッポンフラスコモ(シャジクモ科フラスコモ属)は東アジアに分布し、国内では本州、四国、九州のおもにため池に生育しているそうです、また環境省RDB2017では「絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)」とされており、近い将来絶滅が危ぶまれる危険度の高い藻類のひとつのようです。ここでは山間部の日照が続くと干上がってしまう小さな湿地にわずかな個体が生育していました。
a0108105_21523499.jpg
最終枝はふつう2細胞ですが、時々3細胞もあり、ふつう短縮しているが伸長している事もあるようです。
a0108105_21525191.jpg
左が雌器、右が雄器で各節に普通1小筒つきますが、たまに雌器が双生する場合があるようです。
a0108105_21530342.jpg
ふつう卵胞子は黄褐色~褐色で、らせん縁は5~7本だそうです。この個体のらせん縁は6本確認できます。
a0108105_21531751.jpg
このように卵胞子膜の表面は粒状の突起があります。これは図鑑に書かれているニッポンフラスコモの特徴と一致します。
a0108105_21533549.jpg

Nitella japonica Allen
平成30年7月 京都府
by mst-ky | 2018-07-22 22:06 | ため池・湖沼の植物 | Trackback(11)